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UPDATE|2021/03/08

批判されたとしても…俳優・萩原聖人が麻雀プロリーグ「Mリーグ」参戦を選んだワケ

撮影/西邑泰和

3年目を迎えたMリーグも、約半年間のレギュラーシーズンは残すところ各チーム4試合、たった1週間を残すのみ。チームと自身の成績が落ち込むなか逆襲を誓った(前編:大盛況の麻雀Mリーグで不振の萩原聖人「俳優の仕事ではアンチコメントへの免疫が全くなかった」)男は、麻雀業界の将来をどのように見ているのか。俳優と言う正業との両立、そして麻雀が「エンターテイメント」として成立し続けるにはどうすべきかを、忌憚のない言葉で語る。(前後編の後編)

【写真】俳優の時とはまた違った顔を見せる、Mリーグ ユニフォーム姿の萩原聖人

――Mリーグ開始時、萩原さんはすでに評価も知名度も確立した俳優でした。それが、麻雀プロという第2の道を自ら選ばれた。両方をやることで批判や軋轢があることも想像されたと思います。なぜMリーガーになったんでしょうか。

萩原 僕は麻雀が好きで、これより面白いゲームはないと思っています。今年50歳になるんですが、そんなタイミングでこういうものが始まる、となったとき、それって僕が50前にして憧れていた場所だという事に気付いたんです。いままでテレビで芸能人同士で対局したり、各団体のプロの方と闘ったこともありますが、いわゆるお給料、年俸をもらって闘う本当の意味でのプロの戦場というのは初めてでしたから。大げさかもしれないけど、僕にとっての「夢」だったかもしれない。

――麻雀愛ゆえに、ということですね。

萩原 あとは自分が若いころから応援してくれていたファンの人たちが、僕と同じように年齢を重ねて30代後半から50代くらい、お父さん、お母さんになってる人も多い。その人たちに「俺は新しい扉を開いて頑張るから、みんなももう一回頑張ってみない?」みたいな、そういうちょっとしたエール交換の思いもありましたね。

――ただ、出たいから、だけで出られる舞台ではありません。まず出場資格が特定の団体に所属するプロ選手であることでした。

萩原 自分はアンチプロというわけじゃないけど、プロに負けたくない、プロより面白い麻雀を打つんだ、って気概でやってたところはあるんですよ。当然、他のプロと麻雀観が違ったりもする。誰が正しくて誰が間違ってる、なんてことはないですが、自分の中で大きな決断として、日本プロ麻雀連盟さんにお世話になって、Mリーグを目指すことを決めた。そんな感じですね。

――萩原さんの参加で、麻雀を知らない人にとっても一気に注目度が高まったのは事実だと思います。

萩原 最初のうちは僕がいることで話題になることもあったと思います。であれば、言い方はよくないかもしれないけど広告塔として、それは大いに利用してくださいと。それも込みで一番最初から関わりたかったですね。ただ、芝居のパフォーマンスがMリーグをやることで下がるのは、絶対に避けなくてはいけない。そこは僕自身が責任をもって立ち回らなければいけないと思いますね。

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