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UPDATE|2023/03/04

有田哲平と堀内健がターニングポイントを明かす「この番組がなかったら今の自分はなかった」

(C)Abema TV, Inc.

お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平とフワちゃんがMCを務めるバラエティ番組『有田哲平の引退TV』の最終回が、3日(金)夜9時よりABEMAにて放送された。

【写真】堀内健が有田哲平と同時引退?「有ペイが引退するなら…」と決意を固める堀内健、ほか番組カット【14点】

これまで、引退勧告をしに行った全員から“合同引退”を断られ続けている有田。最終回となる今回は、有田と30年来の盟友である、お笑いトリオ・ネプチューンの堀内健に有田自らが引退勧告をしにいくことに。

堀内は、有田からの引退勧告に一切悩む気配もなく「有ペイが引退するときと同じときに引退する」と宣言。まさかの展開に、有田は驚きながらも「いよいよYESですね?今日は早い!さっそく誓約書!今日はみんな早く帰れる!」と、喜ぶ姿を見せた。

今回、有田の同期でもある堀内へ“引退勧告”をしにきた理由を、「スーツでギャグやって、スタジオ寝ころがりまわって体中にホコリつけて。でもO.A.ではバッサリカットされて。もちろん、現場では頑張っているなと思うけど、もうそんな姿を見たくないのよ」と語る有田。

堀内はあまりの言われように、「そんな悲惨な光景!?」と詰め寄りつつも、「辞めたら破滅の道に一直線」「顔が出ているからいろんなこと我慢している」と、芸能人であるということが、自身のストッパーとなっていることを明かした。

お互いのことを“完全な同期”であると語る有田と堀内。有田は当時を振り返り、「僕の同期のNo.1のスター。それがネプチューン。この間まで定食屋に行ったり、汚い格好していたのに、テレビのトップスターになっていく姿を初めて間近で見た人」と懐かしい表情に。

スタートは同じであったにも関わらず、ネプチューンは「ボキャブラ天国」で大ブレイクし、売れっ子に。一方、当時は旧コンビ名・海砂利水魚として活動していた有田は、ライブでは人気がありつつもテレビにはなかなか呼ばれず、ジレンマを抱えていたそう。

そんな有田のことを、実は堀内も気にかけていたと明かし、「久しぶりに会ったときに有ペイの態度が……。顔がこわばったときがあった」と語る一幕も。そして有田はすかさず、「そんなスターだから。やっぱりスターのまま引退してほしい」と“引退”へと誘う。しかし、堀内は「スターだと思っていない」と跳ね除けながら引退を拒否し、話は平行線をたどることに。

中盤にさしかかると、2人がこれまでの芸人人生の中でのターニングポイントになったという2002年~2007年にかけて放送されていたバラエティ番組「銭形金太郎」の話に。ネプチューンがMCを務め、くりぃむしちゅーはロケリポーターとして出演していた。

堀内は、あるとき自分たちMCよりも、くりぃむしちゅーの登場時の方がお客さんの歓声が大きくなったタイミングがあったというエピソードを語り、その際に「とうとう(くりぃむしちゅーに)追いつかれたと感じた。本当に失礼だけど、上から見下ろしている雰囲気もあったと思う。でもそこからお客さんの注目度を抜いていくのを見ていて、すごいパワーだなと思った」と告白。そんな堀内が初めて明かす胸の内に、有田も不意を突かれたように驚きの表情を見せた。

続けて、有田も同番組がターニングポイントだったと感じる理由について語っていくことに。「自分たちの仕事がなくなってきたときに、“ネプチューンさんが司会の番組に、リポーターとして出ませんか?”と言われた。最初は迷った。なんで同期のネプチューンの番組で、俺たちが外回り?って。でも、俺はプライドを守っている場合じゃないと思って。あそこはターニングポイントだったし、逆にいえば、ネプチューンが銭金をやってくれていなかったら、今の自分はなかったと思っている」と語りつつ、「だからこそ、俺が一線引くときは、一緒に一線を引いてもらうしかない」と、引退勧告を迫った。

1時間半にもおよぶ対談の中で、有田に引退勧告をされ続けた堀内。有田との対談終了後、番組スタッフが堀内の元を訪ねると、そこには引退誓約書の“引退する”に丸をする堀内の姿があった。

【あわせて読む】30年の盟友・堀内健と有田哲平が引退について語る「引退するなら同時にする」

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