2024年5月12日（日）、大阪市浪速区のでんでんタウンにて、関西最大規模のコスプレイベント「日本橋ストリートフェスタ2024」(通称ストフェス)が開催。コロナ禍の影響で中止・延期となっていた同イベントが5年ぶりに実施され、全国各地から大勢のコスプレイヤーや、カメラマンなどが集結し、総来場者数は約21万人を記録した。「ENTAME next」では当日会場で注目を集めたコスプレイヤーさんに直撃し、撮り下ろしの撮影とインタビューにも答えてもらった。今回は大阪を拠点に活動するアイドルグループ「husky」のメンバーでコスプレイヤーとしても活動しているしぅくさん。「ストフェス」のために作ったという創作コスプレへの想いや、活動の原点を訊いてみた。
【写真】「胸を活かせるデザインがお気に入り」しぅくさんのコスプレ撮り下ろしカット【9点】――衣装がとても目立ちますね！しぅくさん この日のために制作しました。5年ぶりの「ストフェス」復活だし、人もめっちゃ多いんだろうなって思って。気合ですね、私の。オーダーメイドなんでサイズもぴったりにして、武器も活かしつつ、自分が着たい形で見てもらいたいです。
――オーダーメイドの創作コスプレですね。どんな依頼をしたんですか？しぅくさん 「ゲーミングっぽい感じで、サイバー感を出したい」っていうのと、「いい感じに可愛くしてください」って言ったらこの衣装が来ました。学生時代から信頼している先輩の衣装さんにお願いしたんです。ほんまにセンスいいです！
――特に気に入っているポイントを教えてください。しぅくさん ふわふわにしてもらってて、全部好きなんですけど、特に上半身ですかね。私の武器である胸をちゃんと活かせるデザインが気に入っています。
――では、「ストフェス」に参加された理由を教えてください。しぅくさん コスプレを始めた頃は「ストフェス」がコロナで中止になっていたんで実は初参加なんです。たくさんの人がくるだろうから、いろんな方に知ってもらえたらいいなと思って参加しました。
――初参加なんですね。コスプレはいつ頃から？しぅくさん がっつりコロナ禍の時だったので、多分17歳ぐらいの時です。初めてやったコスプレは『鬼滅の刃』の時透無一郎くんでした。「コスプレって楽しいな」と思って、コロナが明けた後はコスプレのイベントに参加したり、撮影会モデルもやったりしていました。
――コロナ禍がキッカケで始めたんですね。しぅくさん コロナ禍になる前からアイドルオタクをやっていたんですけど、周りのオタクの人から「顔かわいいよね」みたいなことをちょくちょく言われてたんですよ。家にいてもコスプレをするとか、動画や写真を撮る事くらいしかやることがなくて。外出も出来なくて本当にすることないし、「1回、動画出してみようかな」って軽い気持ちでTikTokに動画を投稿しました。
――動画の反響はすぐありましたか？しぅくさん 「ゲーム女子」っていう言葉を使って出した動画に反響がありました。1ヶ月とか2ヶ月で100万回再生とか、一気にバズったその後、配信とかゲーム実況を始めましたね。コロナが明けて、アイドルオタク時代に「アイドルになりたい」っていう気持ちもあったんで、オーディションに応募してアイドル活動を始めました。
――TikTokerキッカケでアイドルになられたんですね。しぅくさん 「husky」っていう5人組のアイドルグループで、私は2022年の8月に加入しました。ロックをこよなく愛しカッコよく可愛くをモットーに大阪を拠点に活動しています。ハスキー犬がモチーフで、衣装に尻尾も付いていたりするんですよ。
――アイドルになってからのコスプレ活動は？しぅくさん コスプレ活動はほとんど止まっていました。やりたい欲はめっちゃあったんですけどね。なので今日は楽しみです。こういうのをしたかったんですよね。普段は時間がなくて、本格的なコスプレはあまり出来ないので、もう今すでに楽しいです！
