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UPDATE|2024/07/26

桜田ひより、高校生の妊娠がテーマのドラマ『あの子の子ども』は「男性にもぜひ観ていただきたい」

桜田ひより 撮影/西邑泰和

2023年に第47回講談社漫画賞を受賞した蒼井まもるによる同名漫画が原作のドラマ『あの子の子ども』(カンテレ・フジテレビ系)が、第1話の無料見逃し配信(カンテレドーガ、TVer)が第2話放送前までに156万回を突破、第3話終わり(7月11日時点)では220万回を超えた。SNSでは老若男女問わずに様々な意見が寄せられ、注目を集めている。

【別カット】桜田ひより、「キャストやスタッフたちと全員で丁寧に作り上げた作品」

“高校生の妊娠”がテーマの本作で描かれるのは、妊娠が発覚したことで日常が大きく変わってしまう高校2年生のカップル。主人公・川上福を演じる桜田ひよりに、撮影現場の様子や見どころ、作品を通して伝えたいメッセージなどを語ってもらった。

──現在(取材時)は第8、9話の撮影中ということですが、ここまで作品に参加してみての感想を聞かせてください。

桜田 すごく素敵な作品を作っているという自覚があるので、毎日が楽しいです。それは私だけではなく、スタッフの皆さんももちろん、他のキャストさんも同じように感じていることだと思います。本当に皆さん温かい方ばかりですし、みんなが同じ方向を向いている現場です。重要なシーンも全員野球で集中して撮影し、終わった後には「本当にいいシーンだね」と言って次の日に向かったりして。大変な日ももちろんありますが、楽しみが勝っているのですごく元気です。

──高校生の妊娠というテーマもあって、明るいシーンばかりではないかと思いますが、現場では楽しみながら撮影されているんですね。

桜田 センシティブな内容的でもあるので、もちろんすごく丁寧に作っています。例えば、言葉のニュアンス1つとっても「ここは“かも”じゃなくて、絶対に断定して言いたい」とか、逆に「ここは断定するんじゃなくて“私はそう思っています”としたい」とか。インティマシー・コーディネーターの方にも入っていただきながら、みんなが納得する形で作品を作っているんです。みんながいろいろなことを考えて、その擦り合わせによって最高なものができているからこそ“楽しい”んです。その土台がなかったら、きっと誰かがモヤモヤした気持ちのまま進んでいってしまうと思います。

AUTHOR

山田 健史


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