秋元康氏が総合プロデュースを務める新ガールズグループの発表会が10月8日(火)、都内にて開催。秋元康氏によるIDOL3.0 PROJECTオーディションにて、最終選考まで残るも不合格となり「FINALIST(ファイナリスト)」として活動してきたメンバー17名が登壇し、2025年1月に「RainTree(レインツリー)」としてデビューすることが発表された。
【写真】新ガールズグループ「RainTree」17名【27点】発表会には、イチ、イチゴ、カワチャン、キナコ、コトリ、サナ、タマ、チャイ、ニイ、ペロ、マカロン、マキ、マリオ、ミラン、リー、リンリン、ロゼの全メンバーが登壇。「FINALIST」として活動してきた1年間のドキュメンタリー映像が流れたのち、デビューが発表された。
大粒の涙を流して喜ぶタマは「期待しても何も起こらないことが何度もあって。だから、今日も期待しないでおこうと思ったんですけど、こうして来年の1月にデビューさせていただくことが決まって、この1年間1人もかけずにみんなで頑張ってきてよかったなと思います」と心境を語った。
「デビューって形が見えていなかったので、目標がない中みんなで頑張らないといけなかった。モチベーションが保てなかったり、悩みもあった」と吐露したサナは、「台本をいただいていたんですけど、デビューって話はなかったので、期待しないっていうのが私たちの中でできあがっていました。『2025年1月デビュー』と出た時は、震えました。より一層努力を重ねていきたいと思います」と意気込んだ。
この日が24歳の誕生日であったニイは、1年前の10月7日は最終オーディション日で、不合格となり悲しい気持ちのまま誕生日を迎えたとのこと。きょうは「デビューという最高の誕生日プレゼントをいただけてうれしいです」と笑顔を見せた。
また「RainTree」は、シングルごとに表題曲のメインメンバー選考のためのセレクションを実施することも発表。セレクションで選ばれたメンバーは、シングル期間「RainTree」のメンバーとして活動し、選ばれなかったメンバーはカップリング曲のメンバーとして活動に参加する。
この発表を受けマリアは「デビュー曲は全員で歌えると信じていたので、少し悲しい部分もあります」と告白。続けて「その分『RainTree』ということで、涙の数もみんな増えて、涙の分だけ強くなるグループだと思います。みんなでたくさん流した涙の分強くなって、世の中に元気や勇気を与えたり、応援してもらえるグループを目指していけたらいいなって思います」と前向きな姿勢を見せた。
デビューは発表されたが、セレクションが始まるため気を抜けない今の気持ちを聞かれたチャイは「競争が好きじゃないんですけど、みんな仲いいままでいたいです」と涙ながらに答え、「今まで通り高めあいながら頑張りたいと思います」と述べた。
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