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UPDATE|2022/03/30

元PASSPO☆・岩村なちゅ、ぽっちゃりとして伝えたいこと「体型なんかで卑屈にならず前向きに笑って」

岩村なちゅ 撮影/荻原大志

PASSPO☆としてライブアイドルの第一線で活躍、グループ解散後に自堕落な生活もあり体重が激増したことで大きな話題を呼んだ、岩村なちゅ。けれど「太ったことで仕事が増えた」とポジティブに語る彼女の、アイドル時代と卒業後の人生とは。(前中後編の後編)

>>前編はこちら、中編はこちら

【写真】前向きな笑顔が魅力、岩村なちゅの自然体な撮りおろしカット【12点】

──岩村さんは趣味のパチンコだけでなくバラエティでも活躍していますし、ぽっちゃり系ファッション誌『la farfa』(文友舎)の表紙も飾りましたよね。

岩村 表紙のお仕事は本っ当にめっちゃくちゃうれしかった! もともとモデルになりたくて芸能活動を始めたわけだし、予想もしないかたちでだけど、表紙で扱ってくれるようになるなんて……。しみじみ続けていてよかったと思いましたね。パチンコの話と同じなんですけど、別にワシは戦略とか狙いがあって太ったわけじゃないんですよ。だけど体型のことを会社のスタッフさんや出版社やテレビの方が上手に調理してくれて、今、こうやって仕事に結びつけられているんです。特に表紙をやらせていただいたときは、同性の方からすごく応援の言葉をいただきまして……。

──どんな声が届いたんですか?

岩村 ぽっちゃりの方の共通した悩みとして、洋服を買えないという問題があるんです。大きめのショッピングモールとか行っても、ほぼほぼ入らないサイズですから。なので、そういう悩みを持っている方からすると「なちゅは何を着ているの?」と気になるらしいんですね。ワシがインスタで写真を上げると、「参考にしています」とか「ぽっちゃりしているけど肌は綺麗ですね。お手入れはどうしていますか?」といったコメントが寄せられますし。

──実際、岩村さんに励まされる人は大勢いるでしょうね。

岩村 ワシは別に自分の体型について偉そうに言えることなんてないですよ。でも1個だけ想いとしてあるのは、体型なんかで卑屈にならず、前向きに笑って過ごしてほしいということ。だから雑誌のインタビューとかを受ける機会があると、必ず前向きなコメントを残すように心掛けています。

CREDIT

取材・文/小野田衛 撮影/荻原大志


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