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UPDATE|2022/04/01

日向坂46が約2年3ヶ月越しの初の東京ドーム公演を開催、10万人の観客にハッピーオーラを届ける

カメラ:上山陽介


ここからは、けやき坂46時代の楽曲も含む、グループの総決算とも言うべき内容になった。まずは、一期生が『おいで夏の境界線』を久々に披露。続いて、ライブで盛り上がる鉄板曲『キツネ』をパフォーマンス。東京ドーム仕様の高い火柱があがる中、爆音とともに紙吹雪が打ち上げられるなど、派手な演出で会場を熱狂させた。

続く『ハッピーオーラ』では、センターの加藤史帆らがバルーンに乗り込み、最上階のファンのすぐ近くまで行って手を振る。他のメンバーもフロートに乗り込み、アリーナを巡回。

さらに、『窓を開けなくても』では花道にもメンバーが散開し、5万人のファンとコミュニケーションを取った。ここで雰囲気が一転、切ない恋心を歌った『こんなに好きになっちゃっていいの?』を感情たっぷりに歌唱し、『抱きしめてやる』では回転する円形ステージに乗って激しいダンスを見せた。

そして再びMCへ。齊藤京子の決めポーズ「きょんこハート」に合わせ、アドリブでメンバー全員でハートを作るなど、日向坂46らしい団体芸で観客を楽しませる。

また、東京ドームの天井スピーカーに打球をあてた近鉄のブライアントにならい、全員でスピーカーに向かってオードリー春日の持ちギャグ「トゥース」を決める。さらに、アイドル界屈指の「ドラゴンボール」ファンである丹生明里の「かめはめ波」で5万人のウェーブが実現。会場を一周して戻ってきたかめはめ波でメンバーが吹っ飛び、笑いを誘った。初の東京ドームでも、バラエティに強い日向坂46らしい姿を見せた。

ここからは、一期生〜三期生が順に新旧の曲を披露。一期生は、けやき坂46時代の『こんな整列を誰がさせるのか?』、日向坂46に改名してからの『My god』を続けて歌い、成長を見せた。

二期生と三期生の上村ひなのは、『Dash&Rush』で会場を縦横無尽に走り回る。さらに二期生は、けやき坂46時代の曲『未熟な怒り』をパフォーマンス。三期生は、持ち曲の『この夏をジャムにしよう』『Right?』を2曲続けて披露し、末っ子らしいかわいさで魅了した。

最後に再び一期生が登場し、『それでも歩いてる』を熱唱。人生への応援歌とも言える歌詞がスクリーンに表示され、ファンの涙腺を刺激した。また、ステージ上には卒業した長濱ねる、柿崎芽実、井口眞緒の分の椅子も用意され、今までグループに在籍していた全員でここに立ったのだというメッセージを発信した。

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