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UPDATE|2022/09/04

福地桃子がNHK大河『鎌倉殿の13人』で好演、坂口健太郎演じる泰時をビンタする場面も

左から、小栗旬、福地桃子、坂口健太郎

俳優の福地桃子が、現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)に出演中だ。大河ドラマへの出演は今作が初めてとなり、坂口健太郎演じる北条泰時の妻・初(はつ)役として“第34回「理想の結婚」”にも登場している。

【関連写真】源頼朝の娘、大姫を演じた南沙良

『鎌倉殿の13人』は61作目の大河ドラマで三谷幸喜が脚本を手掛ける予測不能エンターテインメント。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のことで、主人公は小栗旬演じる鎌倉幕府2代執権・北条義時。

源頼朝(大泉洋)にすべてを学び、武士の世を盤石にした義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台にパワーゲームが繰り広げられる。

福地が演じる初は、北条泰時(坂口健太郎)の妻であり、北条義時(小栗旬)の盟友である三浦義村(山本耕史)と出自不明の女性の間に生まれた娘。義村らが西国遠征する際は八重(新垣結衣)のもとに預けられ、金剛とともに育てられた。

出生の不確かさに反し鎌倉幕府の最有力者である北条に嫁ぎ、名宰相として後世に名を残すこととなる、北条泰時の妻にして北条家嫡流の母となる初。北条泰時と幼馴染として育ち、泰時を支える存在で、物語に今後どのように関わっていくのか注目の存在だ。

第34回では、北条義時(小栗旬)と北条泰時(坂口健太郎)との3人のシーンで登場。義時が「のえ」(菊地凛子)という女性との関係が良好であることを伝えている場面だ。ところが、義時の前妻である「比奈」(堀田真由)のことを考えると、新しい女性との関係が始まりつつあることがどうしても許せなかった泰時は、父上である義時に向かって「どれも言い訳」「自業自得だ」「父上には人の心がないのですか」などと、思いやりのない言葉を次々と投げつける。

そんな中、初は、言葉が止まらない泰時の頬に平手打ちをしてしまう。思わず手を出してしまった初(はつ)だが、その場を去っていく泰時を気にしながら、父上である義時に「わかってると思うんです。あの人だって」「比奈さんがいてくれてどんなに救われたか、よく話してくれます。わかってはいるんです」と、泰時の気持ちを代弁するかのように話す。冒頭に家族としての衝突があったものの、義時と泰時の関係を崩させない初の自然なふるまいと、妻としてしっかり泰時を思う気持ちが伝わってくるようなシーンとなった。

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