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UPDATE|2023/02/06

『罠の戦争』で魅せた、名バイプレーヤー・矢柴俊博の役との向き合い方

牛尾(矢柴俊博)/『罠の戦争』(フジテレビ系)

草なぎ剛が主演を務める連続ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)の第3話が1月30日に放送された。板挟みになり苦悩する牛尾を演じた、名バイプレーヤー・矢柴俊博の迫真の演技が注目を集めた。

【写真】鷲津(草なぎ剛)と牛尾(矢柴俊博)ほか、『罠の戦争』3話場面カット【5点】

前話では、衆議院議員・犬飼孝介(本田博太郎)の右腕として暗躍する虻川勝次(田口浩正)を解雇まで追い込んだ鷲津亨(草なぎ剛)。

次に、犬飼とその息子である俊介(玉城裕規)の不正を暴こうとした鷲津は、犬飼の専属ドライバーである牛尾(矢柴俊博)に、自身の息子・泰生(白鳥晴都)の転落事故について問い詰める。

しかし、鷲津の怪しさを察知した犬飼は“鷲津に聞かれたこと”を牛尾に吐かせるため、クビをちらつかせる。脅しに負けた牛尾は犬飼にすべて喋ってしまい、鷲津に謝罪のメールを送った――。

牛尾の苦渋の決断に対してネット上では「これはさすがに仕方ない」「家族を優先するのは当然」といった同情の声が続出。決して多くはない出演時間にも関わらず、同情せざるを得ないほどの迫真の演技を見せた矢柴に改めて注目が集まったようだ。

3話放送前の1月23日には「どデカい合戦場のロケ地で、大勢のエキストラさんに『がんばろー』なんて励ましの声を一緒に掛けたりしたんだ」「あの時以上に大きくなった草なぎさんがいる。正面を向いて台詞をやりとりしてみたい。何を感じるかワクワクする」と自身のTwitterに投稿していた矢柴。

実は矢柴は2009年に公開された草なぎ主演の映画『BALLAD 名もなき恋のうた』にも出演。今作で約14年ぶりの共演を果たしたことになる。

放送直後には「3話終了。僕の初日は鷲津との定食屋のシーン。草なぎさんと対面するのが本当に楽しみだった。余分なものなしで向き合いたかった。いざ本番。鷲津は透明で深い。見えない。深すぎて光が届かないから見えないのだ。あまりの底知れなさに絶叫しそうになった。興奮した。最高だと思った」と撮影当時のことを振り返っている。

AUTHOR

桐島 淳平


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