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UPDATE|2024/01/22

『まどマギ』3年半、『ガンダムSEED』18年越し…"幻の企画"になりかけた2024年公開アニメ映画

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』ティザービジュアル第1弾

『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』に『ブルーロック -EPIOSODE 凪-』、そして『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』など……。2024年は、話題のアニメ映画が目白押しの1年となっている。しかもそのなかには、制作発表から長い時間を経てようやく公開にこぎつけた“ファン待望の作品”も存在するという。

【関連写真】『マギアレコード』出演声優・大橋彩香の写真集カット

まず1つ目に挙げられるのが、今冬に公開を予定している『魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』だ。同作は2011年から始まったアニメーション会社・シャフトのオリジナル作品『魔法少女まどか☆マギカ』の最新作で、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』以来、約11年ぶりの新作映画となる。

映画の制作自体は2021年4月に行われた10周年イベントで発表されていたものの、しばらく音沙汰がない状況が続いていた。公開時期が発表されたのは、そこから3年半の歳月が経過した2023年9月のことだ。

今のところストーリーの詳細は明かされていないが、ティザービジュアルや予告映像では、美しくも不気味な世界観が惜しみなく描き出されている。またタイトルロゴが黄色であることから、イメージカラーが黄色のキャラクター・巴マミが重要人物になるのではないかと予想されているようだ。

なお『魔法少女まどか☆マギカ』といえば、かわいらしいキャラクターの見た目からは想像もつかないハードな内容が話題となった作品。脚本を務めたシナリオライターの虚淵玄は、暗く重い展開に定評があるが、当時はノベルゲームファンのあいだにしかあまり知られていなかった。“鬱展開の第一人者”として世間に広く知られるきっかけとなったのは、間違いなく同アニメの3話がきっかけだろう。

虚淵はその後制作されたスピンオフの『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』には、ほぼ関わっていなかったため、『魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は久しぶりの“虚淵脚本”を堪能できる作品ということになる。ふたたび伝説の鬱展開が飛び出すことを期待できる……かもしれない。


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