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UPDATE|2024/06/10

メジャー経験がなくてもMLB監督、杉谷拳士がニヤリ『翔平、今日3番でいい?』と言いたい」

杉谷拳士 (C)Abema TV, Inc.

今シーズンのメジャーリーグベースボール(MLB)の日本人選手の活躍や、試合の見どころをまとめた情報番組『MLB’s ON FLEEK』#8(ABEMA)が、6月7日(金)に放送された。

【写真】さや香、杉谷拳士のスリーショット【3点】

#8では、MLB選手や球団にまつわる2つの比較した数字を特集するコーナー「MLB算」の拡大版が放送された。

MLBとプロ野球の大きな違いを感じる数字として、「MLBは12、日本球界は0」という数字を紹介。これは、今シーズン監督に就任している中で、「1軍出場経験のない監督」の数となり、日本球界では全監督が1軍出場経験者なことに対し、MLBではメジャー出場経験のない監督が12人いることを伝えた。

ゲストで元プロ野球選手の杉谷拳士は「本当に!?」と、日米の違いに驚愕。番組MCを務めるお笑いコンビ・さや香の新山は「ボクシングの亀田三兄弟のお父さんみたいな人がいっぱいおるってこと!?」と独自の解釈を披露して、笑いを誘った。

さらに、天の声を務めるMLBジャーナリストのAKI猪瀬が「ダルビッシュ有投手と松井裕樹投手が所属するサンディエゴ・パドレスのマイク・シルト監督は、プロでプレーした経験がない」と追加情報を語ると、さや香の2人は「マジで!?」「スゴいっすね!」と仰天した。

また、新山は「杉谷さんもMLBの監督いけるんちゃいます?」と話を振り、相方の石井も「可能性ゼロじゃないってことっすよ」と乗っかると、杉谷は「いけんのか!?俺」と奮い立ち、「そしたら、『翔平、今日3番でいい?』とか言いたい(笑)」とニヤリと笑った。

また、MLBのパワーが証明された数字として、MLB投手のストレートの平均球速「151.6」と日本球界の同平均球速「146.6」を紹介。さらにAKI猪瀬は注目選手として、大学時代に169.8キロの剛速球を記録したロサンゼルス・エンゼルスのベン・ジョイス投手の名前をあげ、今後の活躍に期待を寄せた。

この話題にちなんで、新山は「杉谷さんが対戦した中で、ストレートが1番スゴかった投手は誰ですか?」と質問すると、杉谷は「断トツで福岡ソフトバンクホークスのリバン・モイネロ投手」と回答。続けて、「球速156キロぐらいだったけど、スピンの量と威力がスゴい。モイネロの真っ直ぐは2度と打てん!と思った。本当に火を吹くぐらい浮いてくる」と振り返った。

そのほかにも、日本球界も引けを取らない数字として、昨シーズンの日米の平均観客動員数を紹介。MLBが「29,293人」に対し、プロ野球が「29,219人」と大差のない結果となった。

新山は「お客さんの数って選手はどう思うんやろ?」と素朴な疑問を浮かべると、杉谷は「見てますね。気にします」と断言。杉谷は「1つのプレーによって湧き上がる歓声に、気持ちがグッと上がります」とファンの声援への想いを明かすと、新山は「俺らもお客さんが少ない時は、ボケのテンションが下がったりするもんな(笑)」と冗談を飛ばした。

また、この「MLB算」の元ネタとなったのは、さや香の伝説の漫才ネタの「見せ算」。『M-1グランプリ2023』の最終決戦で披露し、お笑いファンの間で物議を醸したこのネタに、杉谷は「めちゃくちゃ好きでした。見せ算で勝負をしに来たんだな。自分たちが一番好きなネタを堂々とやっているんだなと、めちゃくちゃ憧れました」と目を輝かせると、思わぬ嬉しい感想に、新山は「MLBへの想いと一緒ぐらいの熱量で喋っていただいている!?」と驚きの声を上げた。

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