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UPDATE|2020/02/03

三池崇史監督の新境地、最新作『初恋』渾身の小説化

「初恋」キービジュアル 窪田正孝(右) 小西桜子(左) (C)2020「初恋」製作委員会

2月28日(金)に公開される映画『初恋』の公開に先駆け、小説版『初恋』を2月7日(金)に発売することが決定した。


国内屈指のバイオレンス作品を世に贈り出してきた三池監督作品の意外過ぎるタイトルの最新作『初恋』。カンヌ国際映画祭をはじめとした、数々の国際映画祭に先行して発表し、異例の全米先行公開など話題沸騰中の作品だ。

豪華なキャストにも注目が集まる本作は、余命わずかのボクサーを窪田正孝が演じ、ヤクザに追われ、全ての発端となるヒロインのモニカを3,000人のオーディションを勝ち抜いた新星・小西桜子が演じる。その他にも、大森南朋、染谷将太、ベッキー、村上淳、塩見三省、三浦貴大、滝藤賢一、ベンガル、そして内野聖陽といった圧巻のキャストたちが、“世界のミイケ”が監督人生で初めて手掛けるラブストーリーに華を添える。

小説版『初恋』では、三池監督の新境地となる作品の世界観を忠実に再現しつつも、小説ならではの繊細な情景表現や登場人物の心情描写で、三池ワールドを表現。中村雅の脚本を原案に、数多くの推理小説を発表してきた人気作家・大倉崇裕が担当した。

制作にあたり、大倉は「テンポを崩すことなく、複雑な人間関係を小説としてどう描くのか。試行錯誤を経て、何とか形になりました。映画・小説両方から楽しんでいただけましたら嬉しいです」とコメントしている。


▽小説『初恋』(徳間書店)
発売日:2月7日(金)
著者:大倉崇裕
原案・脚本:中村雅
定価:680円(税別)

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