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UPDATE|2021/07/06

『グエムル』でデビュー、コ・アソン主演映画のメイキング映像が解禁、90年代激動の韓国社会を描く

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俳優コ・アソンを主演の映画『サムジンカンパニー1995』が7月9日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて全国順次公開する。この度、イ・ジョンピル監督の本作への思いや、コ・アソンらキャストたちのインタビューふくむ、メイキング映像が解禁となった。

国際化へと激変する韓国社会や某企業の汚水流失事件などの実話を元に、大企業に勤める3人の高卒女性社員たちが、偶然知った会社の不正に自らの知識と知恵と勇気で立ち向かう姿を痛快に描き話題となった『サムジンカンパニー1995』。

主演は、ポン・ジュノ監督作『グエムル-漢江の怪物-』で鮮烈な映画デビューを果たしたコ・アソンが演じる。

今回、解禁となったメイキング映像では、まずイ・ジョンピル監督が本作について、「グローバル化の90年代、英語は必須。“努力すれば幸せになれる”夢のある時代でした」と解説し、「重すぎない愉快な映画を目指しました」とコメント。

注目すべきは美術や衣装。本作の舞台となる1995年という、個性と個人主義が花咲き始めた時代背景を再現するために、美術や衣装・ヘアメイクまで、徹底した資料調査と取材を敢行。美術チームは「その記憶を一つひとつ細かく検証」し、小道具やセットを完成させ、衣装も「様々なファッションが流行ったため、古いながらも洗練されたスタイル」を目指した。

ヘアメイクも“オーバーリップ、カモメ眉、シュシュ、カーラーで撒いた前髪”などこだわり満載で、当時の雑誌や母の写真を参考にしたという女優のイ・ソムも「とてもおしゃれでした!」と振り返っている。

また主演のコ・アソンは、自ら演じたジャヨンのキャラクターを「情熱的で、仕事を愛し、おせっかいでもある」と説明。イ・ジョンピル監督はコ・アソンについて「共感力の高い人。常に考えて準備してくる役者です」と絶賛している。

【写真】90年代を再現した衣装や美術にも注目、『サムジンカンパニー1995』場面写真



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