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UPDATE|2021/08/06

「神宮球場の瓶ビールが恋しい!」元AKB48 田名部生来が語る“つばめ女子”の生態

撮影/松山勇樹


――今シーズンはオスナ選手はじめ、外国人の活躍も目立ちます。

田名部 私、滋賀県の出身で、小学校の頃はブラジルとかからの転校生もわりと多くて、仲もよかったんです(※)。だから、ベネズエラ出身のオスナ選手とか、古くはペタジーニとかラミちゃんとか、南米系の選手にはやたらと親近感を覚えちゃうんですよね。しかも、今季の新外国人はサンタナ選手、サイスニード投手も含めて、実はみんな同級生。なので、なおさら応援にも力は入ります。

(※編集部註:田名部さんが育った琵琶湖東岸地域は大企業の工場も多く、日系ブラジル人を中心とした多国籍コミュニティが点在している)

――ちなみに、ヤクルトとAKBと言うと、板野友美さんと高橋奎二投手の結婚も話題になりましたが、田名部さんご自身はプロ野球選手との結婚は?

田名部 おそれ多すぎて、考えたこともないですよ(笑)。ただ、人生で大事なことはだいたい『ドカベン』で勉強してきたので、男・岩鬼が夏子はんに100本のバラを持参でプロポーズしたのとかは、やっぱり憧れますけどね。でもまぁ、ヤクルトには、武岡(龍世)選手とか濱田(太貴)選手とか、楽しみな若手がまだまだたくさんいるので、彼らの活躍を見ながら、おばちゃん目線で「うちの子、うちの子」ってハシャいだりするのが、私の性には合ってるかな、と。

――後半戦、本格的に優勝争いを演じることにでもなれば?

田名部 いやぁ、考えるだけでなんかうれしいですよね。青木(宣親)選手も「日本でやり残したことは、ヤクルトで優勝すること」って頑張ってくれていますし、若い選手もそれに乗っかって「いっちょやったる」みたいな気持ちになってくれたら、ファンとしては本望です。
田名部生来
(取材・文/鈴木長月)

▽田名部生来◎たなべ・みく
1992年12月2日生まれ。滋賀県出身。柏木由紀、渡辺麻友らと同期の元AKB48、3期生。17年の卒業後は舞台を中心に女優、タレントとして活躍する。野球のほか、アニメ・漫画にも造詣が深く、とりわけ『ドカベン』が「殿堂入り」の愛読書。大の酒好きとしても知られる。

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