2017年6月の℃-ute解散とともに芸能界引退し、現在は「株式会社WithMii」の代表取締役を務めている萩原舞。今年8月には結婚も発表するなど公私ともに順調に歩んでいるように見えるが、ここまでの3年にはさまざまな苦難と決断があったという。全3回にわけ、彼女の足跡をたどる。(全3回の3回目)
>>1回目は
こちら、2回目は
こちら【写真】挑戦し続ける凛とした姿、萩原舞の撮りおろしカット【10点】──SNSを通じて、10月に開催された鈴木愛理さんの日本武道館公演を観に行ったことを報告していましたよね。芸能界を離れて久しい萩原さんにとっても、旧友たちの活躍は刺激を受けますか?萩原 めちゃくちゃ刺激をもらいますよ! それは愛理からだけじゃなくて、芸能活動を休止するなっきぃ(中島早貴)だって同じ。結局、場所は関係ないと思うんです。それが芸能界であってもなくても、一緒に頑張ってきた仲間たちがどこかで頑張っているということが私にとっては重要であって。もちろん一口に「頑張る」と言っても、その人なりの頑張るペースがあるはずだから、そこに優越をつける性質のものでもないでしょうけど。
──見事なくらい5人はバラバラの進路に進んだので、なおさらそうでしょうね。萩原 愛理の武道館を観て感じたのは、「やっぱり解散してよかったんだな」ということ。私は私の道で悩みながらも前に進もうとしているし、個々がそれぞれの道で輝こうとしていていることが素敵だと私は思うんですよ。それに、解散してからの方が℃-ute時代ではできなかったような話もたくさんできて、より近しい存在になった気がします。
──やはり℃-uteの絆は特別なんですね。萩原 もちろんです。特に会社を立ち上げてからはいろんなジャンルの人から刺激を受けてきましたけど、やっぱり℃-uteのメンバーは自分の中で別格。たぶんこれは一生変わらないと思いますね。