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UPDATE|2022/01/07

人気声優たちが名作アニメ曲を大熱唱『声優紅白歌合戦2022』ライブレポート

『声優紅白歌合戦2022』



続く七番手、八番手も二組同時に実施。七番手は白組が小野友樹、そして紅組は田所あずさが登場。まずアクターズより『吉原ラメント』を披露した小野が「ボカロ曲をカバーするにあたり、歌自体はロック調なのですが、セリフが早くて大変でした」と苦労を語る。『リアデイルの大地にて』のエンディングテーマ『箱庭の幸福』を披露した田所。「この曲はこの会場で初披露となり光栄でした。まもなく放送がスタートするので、是非作品もチェックしてみてください」と語ると、会場からは大きな拍手が。

八番手は紅組の日髙のり子、そして白組の山口勝平が対決。まず『るろうに剣心』のより『Journey』を披露した日髙が「演じているときは苦しかったんです。感情がすべて欠落しているというキャラでしたので。今日はちょっと嚙んじゃいました」と照れながら語ると、『キャッ党忍伝てやんでえ』のオープニングソング『おっとどっこい日本晴れ』を披露した山口が「このアニメ本当に大好きで、いまだに一番好きかもと思える作品なんです」と熱く語った。

白熱した対決もいよいよクライマックス。白組のトリは井上和彦、そして紅組のトリを島本須美がそれぞれ務めた。まずは『とんでも戦士ムテキング』から『ローラーヒーロー・ムテキング』を披露した井上が「白組のトリの曲がこの曲でよかったのかと思ったのですが(笑)、思い入れがすごくある歌なので歌えてよかったです」と語ると、『らき☆すた』より『幸せ願う彼方から』を披露した島本が「今日は力入っちゃって。『らき☆すた』の監督さんが先日の事件でお亡くなりになってしまったので、どうしても歌いないなと思って選曲させていただきました」と語ると、会場は温かい拍手で包まれた。

 全員の歌唱が終わり、この日のイベントもいよいよフィナーレ。出演した全声優が再び舞台に登場、Twitterアンケート投票の結果、今回は白組が優勝。中田からトロフィーを受け取った井上は「どうだー」とおちゃらけながらも喜びを隠せない様子。そして中田は「ここ最近はぼくらも個別で録ることが多くなって、こんなに多くの仲間たちと集まれてうれしい。(声優紅白は)僕が発起人と言われてますが、ツイッターでつぶやいただけなので、本当の発起人は皆さんです。これから皆さんと安全に元気にやっていければ、次回はもっといい形で出来ると思います。次回またお会いしましょう」と謝辞を述べて、会場は大盛り上がり。さらに最後のあいさつを求められた森田が「次回は是非歌の方で参加させてください」と語ると、大原も「とてもすがすがしい気持ちでいっぱいです。こんな大きなイベントでMCを務めるのが初めてですごくドキドキだったのですが、すごく楽しんでいる自分がいました」と感謝の言葉を述べた。会場の興奮は最高潮となり、盛大なフィナーレを迎えた。


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