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UPDATE|2022/02/03

ドラマ『おいハンサム!!』高杉真宙演じる学は「自分中心に世界が動いてる(!?)」

学(高杉真宙)

今週土曜に第5話が放送される、吉田鋼太郎主演の東海テレビ×日本映画放送 共同製作連続ドラマ『おいハンサム!!』。令和によみがえった昭和なオヤジ・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、男を見る目がない三姉妹、由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、そして全てを包み込む母(MEGUMI)の伊藤家が織り成す「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語。

【写真】大倉学役を演じる高杉真宙、ほか『おいハンサム!!』場面カット【9点】

個性的な登場人物の中でも“回を重ねる毎にゾワゾワが増す”と評判の大倉学役を演じているのが高杉真宙。合コンで出会った三女の美香が「爽やかなハイスペック男子!」と付き合うも“スパルタ発言”が次々出て来て、さぁ大変…そんな学役をどのように捉え、演じているのか。共演者とのエピソードや「家族と恋の思い出ご飯」を聞いてみた。

 *     *     *

――東海テレビ制作のドラマは約7年ぶり、オファー時の感想は?

高杉 めちゃくちゃ嬉しかったですね。いろんな作品を経験して今の僕があると思うんですが、なかでも色濃く印象に残っているのが2015年に主演を務めさせてもらった『明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~(*)』だったので。実は最近引っ越しをしまして、片付けをしていた時にその台本が出てきたんです。僕は仕事でもらった手紙やスケジュールを台本と一緒に保存しているのですが、それらを見返しながら「懐かしいな」と思っていた矢先にこのお話をいただいたので、ご縁を感じましたし「成長できている姿を見せられたらいいな」と思いましたね。

*2015年6-7月期、東海テレビ・フジテレビ系「昼の帯ドラマ」。高杉真宙は東海テレビ昼ドラでは男性として単独最年少主演となった。

――大倉学とは、どんな役ですか?

高杉 第4話まで見てくださった方はお気づきの通り(笑)、僕が演じる学さんは一見すごく爽やかで微笑みの多い男性ですが、実は「自分中心に世界が動いている」と思っているような自己中心的なルールを作って生きている人です。めちゃくちゃ自分に素直な人なんですけど、その素直さが鼻につくというか(笑) 、でも僕としてはこれまでやった事のない役なので現場で、いろいろと試しながら演じています。

その1つが、“微笑んでいても目ははっきり開けない”こと。あと僕の年齢より5-6歳上のエリートサラリーマンという役柄なので“普段よりも声は低く喋り方はゆっくり”にしています。“半目”も“喋り方”も僕が勝手にやっている事なのですが、まだ監督から怒られていないのでそのまま行こうと思ってます(笑)。監督からは台本には載っていない学さんのバックボーンに関していろいろな説明がありまして、例えば「第一志望の大学には落ちています」みたいな、そういう細かい裏付けを聞くのは面白かったですね。


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