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UPDATE|2022/02/17

ドラマ『おいハンサム!!』須藤蓮が振り返る武田玲奈との「疲れて動けなくなった」取っ組み合いシーン

ユウジ(須藤蓮)、美香(武田玲奈)

今週土曜に第7話が放送される、吉田鋼太郎主演の東海テレビ×日本映画放送 共同製作連続ドラマ『おいハンサム!!』。残すところ2話の本作は、家族を守るちょっとウザいけど強いパパ・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、男を見る目がないために恋に迷い人生に迷う三姉妹、由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、そして全てを包み込む母(MEGUMI)の伊藤家が織り成す「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語。

【写真】須藤蓮がダメンズを演じるドラマ『おいハンサム!!』場面カット

今回、美香の元カレ・ユウジを演じる須藤蓮にインタビュー。俳優歴4年、期待の新人として本作主要キャストに大抜擢された須藤の素顔や、共演者とのエピソードや「家族との思い出ご飯」を聞いてみた。 

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ーーユウジとは、どんな役ですか?

須藤 監督から役柄全体の説明はそこまで受けていないのですが、僕個人としては“いい奴”として勝手に解釈しています。ヤル気がないというかダメな部分もあるのですが、それこそ4年前に自分が俳優を始めた時は俳優“志望”だったわけで、そういう点で重なる事もあって、僕としてはそんなに変な役を演じている気分ではなく、「魅力的な人だな」と思って演じています。

ユウジの服装とか人に対する振る舞いの賢すぎない感じや、計算してない“ピュアさ”がすごい好きで、実は“人をホッとさせる力がある人”だと思っています。ユウジは競争意識が高くないし、人の事も見下したりせず卑屈にもなっていない。「自分もそうありたいな」と思うんですよね。傍から見たら“足りない事が誰かを癒している”部分もあるし、だから実は足りているという、そんなユウジがすごい好きだし「ユウジみたいな人を肯定できる人でいたい」って今は思いますね。

ーーユウジと須藤さん、似ている点と似ていない点は?

須藤 似ている点で言えば昨年、僕は映画監督デビューをして自分の責任でしかない物において何か言われたり、怒られたりするという経験をしたので、漫画家を目指すユウジの気持ちがよく分かります。あと、フワッとしたユウジ独特の喋り方ですが、自分には“俺が全部やるモード”と“何にもしないモード”があって、その後者モードの時の僕がああいう声なんですよね。

似ていない点で言うと、第2話で合コンに行く美香に「靴の飾りが無いから」って言われて持って行くシーンで、ユウジはブワッと走って来て、もの欲しそうな顔をするけど美香に追い返されて、何も言わずに立ち去りましたよね。その見返りを求めないほど大人じゃなくていいし、見返りを求めて断れた時に不機嫌にもならない感じが、めっちゃいいなと思って。自分は「見返りを求めないぞ」と決めてもああいう風にはなれないので「ユウジっていい奴! 僕もそうありたい」と思いましたね。自分の彼女が合コンへ行く事に対して“ジェラシーを抱く”とか“卑屈になる”とか、そういう二次的な感情にあまり身を預けてない感じというか、意外とひねくれていないユウジがすごい好きですね。


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