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UPDATE|2022/02/10

ドラマ『おいハンサム!!』MEGUMI、伊藤家は「家族というチームで大海原を進んでいる」

伊藤千鶴(MEGUMI)

今週土曜に第6話が放送される、吉田鋼太郎主演の東海テレビ×日本映画放送 共同製作連続ドラマ『おいハンサム!!』。家族を守るちょっとウザいけど強いパパ・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、男を見る目がないために恋に迷い人生に迷う三姉妹、由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、そして全てを包み込む母(MEGUMI)の伊藤家が織り成す、「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語。

【写真】母・千鶴役を演じるのがMEGUMI、ほか『おいハンサム!!』場面カット【8点】

源太郎を立てつつ一家を仕切る母・千鶴役を演じるのがMEGUMI。実年齢より10歳上とチャレンジングな母親役に注目が集まっている。共演者や山口監督とのエピソード、「家族との思い出ご飯」を聞いてみた。

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――伊藤千鶴とは、どんな役ですか?

MEGUMI キャパが大きいと言うより、キャパが壊れている感じ(笑)。“能天気さ”と全部わかっているような“懐の広さ”が、絶妙なバランスで成り立っている人だと演じるたびに感じます。最初は不安もありましたが、家族それぞれのキャラクターや関係性といった“伊藤家の空気感”が分かってからは演じるのが楽しくなってきましたね。たまにすごくお母さんっぽくなったりするんですけど、本作は“山口ワールド”炸裂なので“普通のお母さんじゃないけどリアリティーがある”という、何とも経験のない役に「すごく難しいな」と思いながらも「こういうお母さんがいたらいいな」と思って演じています。

――演じる上で工夫や苦労している点は?

MEGUMI 普段より声のトーンは少し高めで、あまり抑揚をつけずに軽い感じの喋り方を意識しています。第2話で登場したオムライスを作るシーンでは、監督が「絶対美しくやらないでくれ」という感じだったので、ご飯と具材を混ぜる時もちょっとこぼれたり、卵の白身が切れてないなど、決して所作は美しくないんだけど“こなれている雑な感じ”で作ったので、テレビではあまり見ないほどリアルな画(え)になっていたかと思います。

――千鶴とMEGUMIさん、似ている点と似ていない点は?

MEGUMI 似ている点は“ちょっとふざけている”ところ。私も家族がちょっとシリアスなトーンの時にあえて笑いをぶっ込んだりするので(笑)、そういう“わざととぼける感じ”は分かります。あと“家族とあえて距離を取って共存する感じ”も。例えば、落ち込んでいる家族に「聞かせて、聞かせて」と詰めずに「お腹すいてる?」って言うとかね。それと千鶴さんて“すぐ水に流す”んですよね。その軽やかさと執着心の無さはちょっと憧れますね。ちなみに「伊藤家の目玉焼き派閥」で言うと、千鶴は「白身ふんわり、黄身はとろーり半熟派」ですが、私は白身が硬くて黄身はちょっと半熟が好きです。


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