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UPDATE|2022/04/08

女優・杉本有美、結婚を経て変化した価値観「“自分で稼いでいこう”と思いました」

杉本有美 撮影/山田健史



──ご結婚の話も出ましたが、杉本さんにとってはターニングポイントになりましたか。

杉本 そこで、価値観が大きく変わったかもしれないですね。それからまた1人になったので「自分で稼いでいこう」と思いました(笑)。芸能活動に限らず、例えば資格を取るとか、興味を持ったこと、自分の糧になることを今後はやっていきたいなと思っています。

──現在は結婚の願望はありますか?

杉本 いつかはしたいと思っていますが、結婚が全てじゃないなという感覚はあります。仮に誰かとお付き合いするとしても、「結婚前提に!」とは断言して今は付き合わないかもしれないです。

──仮に、ご結婚されてお子さんができても、現在のお仕事は続けますか?

杉本 続けたいですね。ただ子どもがほしくて、産むなら30代がいいかなと思っているので、それまでに子どもを産んでも芸能のお仕事を続けられるような自分の地盤をちゃんと作らなきゃなと思っています。お金を稼ぐという意味では芸能以外のことでもいいんですが、相手に頼らないようにしたいなとは思います。

──写真集の発売記念イベントで「映画やドラマで主役を取れるように頑張りたい」とコメントされていましたが、今後は映像のお仕事を増やしたいという思いがあるのでしょうか。

杉本 そうですね。今までも映像をやってきてはいたんですが、今は舞台にシフトしているので、今後はそれをまた映像に活かせたらいいなとは思っています。

──「主役を取りたい」ともおっしゃっていましたよね。

杉本 確かにそのときはそう答えたんですけど、別に主役だけをやりたいわけではなくて「主役を張れるように、お芝居を今、頑張っています」という意味合いでした。

──なるほど、ありがとうございました。では最後に改めて、メッセージをお願いします。

杉本 イベントをしたのも久しぶりでしたし、コロナ禍で人と会う機会も減っていたので、この『蝶光』を通じて、実際にファンの方と触れ合うことの大切さを改めて実感しました。私は、人生のテーマがずっと「愛」なので、この写真集を通じて、皆さんへの愛を受け取ってほしいなと思っています。

──30周年も期待しています。

杉本 30周年は想像できないですが、長く応援してくださっているファンの方も多いので、その人たちと一緒に、また30周年を迎えられたらなと思っています。

(取材・文/山田健史)

▽杉本有美(すぎもと・ゆみ)
1989年4月1日生まれ、大阪府出身。ファッション誌『ピチレモン』や『JJ』のモデルとして活躍したほか、女優として『炎神戦隊ゴーオンジャー』『江〜姫たちの戦国〜』など数々の作品に出演。現在は舞台を中心に活動している。
4月20日 (水) ~4月24日 (日)に10・Quatre本公演vol.14「Ondulation ~オンデュラシオン~」(テアトルBONBON)に出演する。詳細はこちら(https://10quatre.com/tate/next-play/)
Twitter:@Sgmt_Yumi
Instagram:sugimotoyumi_official
CREDIT

取材・文・撮影/山田健史


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