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UPDATE|2022/04/27

初選抜入りで話題・乃木坂46 柴田柚菜、成長を支えた北野日奈子と歌番組の存在

乃木坂46 『Actually...』(通常盤)



柴田と北野が最初に会話したのは、『乃木坂工事中』(テレビ東京)の4期生紹介企画(19年1月21日放送)だった。同じ千葉県出身の北野と高山一実で、加入したばかりの柴田を紹介したのだ。ただ、北野は4期生のメンバーが決まった時から「千葉の子がいる!」と、柴田に注目していたという。

7thバースデーライブ (2月21日~24日・京セラドーム大阪)で、柴田から「写真を撮りませんか?」と北野に声をかけて距離を縮めた。4期生による舞台『3人のプリンシパル』の期間(4月9日~21日)、同じ役に何度も立候補して選ばれない日々が続いていた姿を見て、過去の自分を重ね合わせた北野は柴田に連絡する。

普段は誰かに相談せず自分の中に溜めこんでしまう柴田だが、北野と話したことで勇気をもらえたという。一方の北野も「何事も諦めずにやり遂げようと頑張るし、乃木坂46に対して一生懸命考えてくれる子なんです。私も乃木坂46が好きなので、『こんな後輩がいるなら自分も結果を出さなきゃいけない』と思うようになりました」(『月刊エンタメ』19年8月号)と、柴田から刺激を受けるのだった。

北野はまっすぐにブツかる柴田のことを「もうひとりの妹」のように思い、「何かあったら助けてあげたい」という気持ちで接してきた。自身が1期生の衛藤美彩に助けてもらったように。

柴田はそんな北野の近くで活動できる選抜メンバー入りを目指してきた。しかし、その機会は訪れず、推してくれているファン以外には、自分を出すことができずにいた。高校を卒業したことで、柴田の意識が変わっていく。

「初期は考え方が子供で、まわりの反応を見ながら行動することができなかった。今年(21年)の春に高校を卒業して、みんなが考えていたことを理解できるようになったんです」(『EX大衆』22年1月号)


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