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UPDATE|2022/06/10

過酷な合宿を超えて…チッチチチーチーチーの覚悟「どんなに過激でもASPとして全力でやりたい」

チッチチチーチーチー 撮影/松山勇樹

「日本一過酷なアイドルオーディション」とも囁かれるBiSHや豆柴の大群らを擁する事務所・WACKのオーディション。今年は6泊7日に及ぶ合宿の末にGANG PARADEに2名、ASPに2名の計4名の合格者が発表された。そのうちASPに加入した1人がチッチチチーチーチーだ。今回は彼女に、オーディション参加の経緯から合宿中の心境を聞いた。(前後編の後編)

>>前編はこちら

【写真】力強い眼差しがかっこいい、チッチチチーチーチー撮りおろしカット【10点】

──オーディション合宿ではBiSHを始めWACK所属の現役メンバーも参加されていましたが、緊張しましたか?

チーチー もともとWACKのファンだったけど、オーディションはファンとして参加しているわけではなかったので、めちゃくちゃドキドキしました! でもオーディションを通して、WACKに所属するグループのことをもっと知りたいとも思いましたね。

──特に印象に残ったメンバーはいますか?

チーチー 6日目の審査で、『FiNAL DANCE』(BiS)を一緒にパフォーマンスしたネオさん(ネオ・トゥリーズ/BiS)です。ネオさんは「今まで一緒に組んできた子たちのことを詳しく知らなかったことを後悔しているから、アユナCちゃん(チーチーのオーディション時の仮名)はどうしてWACKを受けたのか、どこのグループに入りたいのか全部教えてほしい」って言って、私の意見を肯定しながら寄り添ってくれて。私のことを知ってくださろうとしてくれるのに感動しましたし、私も私で課題曲をやるにあたって、「今BiSが大事にしていることがあれば教えてください」と遠慮なく聞くことができました。

──頼もしい先輩ですね。実際のパフォーマンスも堂々としていて、お見事でした。

チーチー ネオさんが「今私たちでグループを組んでいると思ってやってみて」と言ってくれたんです。だから、意見を本当に言いやすかったし、パフォーマンスをしていても楽しかったですね。

──オーディションの最終日には候補生でチーム分けを決めることになり、なかなか決まらずにいた中でもチーチーさんは率先して意見していましたね。

チーチー オーディションに参加するまではむしろ自分の意見を言えないタイプだったんですけど、3日目のパフォーマンス審査で人の目なんてどうでもいいってなってからは意見を言った方がいいなと思うようになれました。

──そして「WACKオーディション」では、合格者発表の時に所属アーティストが勢ぞろいして、現役メンバーの前で合格者を発表します。順番にグループ名と合格者名が呼ばれる中で、自分が呼ばれるまでどんな気持ちでしたか?

チーチー 自分の名前が呼ばれるところが想像できなかったし、どんどん合格者が呼ばれていくなか、最後のグループのASPにも1人呼ばれて。2人は受からないだろうなって思っていたので、「ああ、終わったな。どうしよう」って頭が真っ白になりました。その中で最後に「アユナC」と呼ばれてとにかく驚きました。本当に頭がパニックっていう感じでしたね。

──今後チーチーさんも現役メンバーとして依頼があれば、また合宿に参加しますか?

チーチー もう行きたくないです(笑)。苦じゃなかったって言ったら嘘になるし、デスソース入りのカレーはむちゃくちゃ辛くて本当にしんどい! WACKに入りたいっていう気持ちでなんとか一週間乗り切ったけど、死ぬかもって何回も思ったくらいですから(笑)。

CREDIT

取材・文/池守りぜね 撮影/松山勇樹


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