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UPDATE|2022/06/16

ドラマ『僕の大好きな妻!』出演・中田喜子と小倉久寛が撮影秘話を語る「若くて楽しい現場」

中田喜子

百田夏菜子主演の土ドラ『僕の大好きな妻!』(東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜23時40分)の第3話が6月18日(土)夜23時40分より放送される。今回、人生初の医師役を演じる中田喜子と、漫画家役の小倉久寛のインタビューコメントが届いた。

【写真】百田夏菜子と共演する中田喜子と小倉久寛

『僕の大好きな妻!』は、発達障害の特性がある北山知花(百田夏菜子)と、その事実を知り、戸惑いながらも向き合っていこうとする夫・悟(落合モトキ)が多くの壁にぶつかりながらも、「お互いを思いやる」気持ちに気づいていく、今までにないラブストーリーだ。

──中田さんが演じる「医師・宮野森楓」とは?

中田 私が演じる宮野森楓は、発達障害を診るクリニックの医師。もともとは外科医でしたが、ある出来事をきっかけに大人の発達障害を診察する精神科医になるんです。長く女優をやらせていただいていますけれど、実は医師を演じるのは今回が初めて。

しかも外科医や内科医とは違うタイプの医師なので知り合いからも情報を得ようとしたのですが、発達障害専門の医師の方になかなかたどり着けませんでした。そんなことからも、このドラマが描く「大人の発達障害」が、社会で認知されていないことを実感しましたね。

──知花を演じる百田さんの印象は?

中田 発達障害を抱えるという難しい役どころですが、そんな知花を演じるのが百田さんだというのはベストキャスティングではないでしょうか。ドラマの中でも発達障害ゆえの問題が、毎回のように起こります。けれどもそれらを一つひとつ受け止めた上で、明るく前へ進んでいく。そんな役に百田さんはピッタリだなと感じました。

──小倉さんが演じる「漫画家・野村萬坊」とは?

小倉 悟くんの師匠である漫画家・野村萬坊は、一見するとかなりいい加減そうですが実はそうでもないキャラクター。そう思いながら演じています。アシスタントの一人ひとりにもきちんと気を配っている。相手の立場になって物事を考えることのできる人。だてに30年も第一線で漫画を描いてきたわけじゃないんですよね。悟くんにも何気ない感じで、でもとても的確なアドバイスを送っているし。

まぁ、空気を読まずにいきなり新婚家庭を訪問したりもするけれど(笑)。そんな萬坊先生って、まさに僕の理想なんですよ。ちょっといい加減に見えるけど、実は深い部分まで考えているような人って、格好いいじゃないですか。だから演じていてもすごく楽しいというか、嬉しいですよね。

──共演者の皆さんの印象は?

小倉 自分以外はみんな若いので(笑)、明るくて楽しい現場ですね。忘れられないのは、撮影が始まる前の3月頃に、工房のみんなで漫画を描く練習をしたときのこと。まだ寒かったし換気もしなければいけないから、僕なんかダウンを着込んで寒さに震えながらペンを握っていたんですよ。で、ふと隣を見たら佐竹学役の徳重(聡)くんがTシャツ一枚で描いていて。いやぁ、熱いなー、若いなー、筋肉の量が違うなーって、ちょっとビックリしたことを覚えています。

──視聴者へのメッセージを、野村萬坊先生のように「川柳」でお願いします。

小倉 最初にお話をいただいたときに「発達障害がテーマ」と聞いていたので、少し重い、シリアスなドラマかなと思っていました。でも台本を読んでみると非常に明るく前向きなストーリーで、コミカルなシーンも多いけれどホロッとするような部分もあって…。だから楽しく見ていただいて、見終わってからいろいろ考えてもらえるといいなと思っています。

ドラマのテーマは発達障害だけど、そこで描かれている「夫婦の気持ちのすれ違い」みたいなことって、日常的に起きるじゃないですか。そんな時に、このドラマを思い出してもらえるといいですね。

それと川柳ですが、ウーン…(3分ほど熟考)。では萬坊 心の一句、整いました。

【あわせて読む】落合モトキが百田夏菜子との夫婦役を語る「彼女の前では忙しいなんてとても言えない(笑)」

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