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UPDATE|2022/06/30

『僕の大好きな妻!』雛形あきこ、百田を心配しすぎて「優しすぎと注意されました(笑)」

雛形あきこ



ーー主演の百田夏菜子さんの印象は

雛形 今回のドラマが初めての共演になるのですが、とても可愛らしい方だなと。ただ、一緒に撮影をしていても、常に一生懸命な感じがこちらにも伝わってくるんですね。だから私も心配になったり、「助けてあげたい!」って気持ちになってしまうんですけれど、どうもそれが演技にも出てしまうみたいで…。本来の貴子はクールな役なので、「ちょっと(知花に)優しすぎです」って注意されたこともありましたね(笑)。

ーー実生活では夫婦仲の良さで知られる雛形さんですが、知花と悟に『夫婦円満のコツ』をアドバイスするとしたら?

雛形 えっ!? 何だろう…。でも、我慢しすぎないことが大事だと思います。相手を思いやることはとても大事。とはいえ、そのために我慢しすぎると、その我慢が「相手のせい」みたいになってしまいますよね。だからそんなときは「何で分かってくれないんだろう」ではなく、「どうしたら分かってくれるのかな」という方向に気持ちを切り替えるといいのでは?お互いの間に何か不満や意見の相違があるのなら、その場でぶつけてしまうのが一番いいのかもしれないですね。

ーー忙しい日常を過ごす貴子ですが、雛形さん自身のリラックス方法は?

雛形 家族との時間、でしょうか。一緒に食事を楽しむといった、ありきたりなことが、一番安らげるんじゃないかと思います。私が仕事で本当に忙しいときは、家族が食事の用意を全部して待っていてくれたりして、本当に助けられています。ドラマの中で貴子の子供はまだ中学生ですが、実生活では娘も既に成人なので自分のことは自分でやってくれますし、時にはお風呂の準備をして待っていてくれたことも。日常のそんなことをが、私の癒やしになっていますね。

ーー今後の見どころをお願いします!

雛形 ドラマの中で貴子とのパートは、知花ちゃんが社会との接点を作っていく部分。彼女は自分を受け入れてくれる職場がなかなか見つからず、転職を繰り返してきたという設定ですが、雇う側の会社としても難しいところですよね…。ただ、そこで知花がどう考え、貴子がどう知花を受け入れるのか。お互いが納得できる着地点を探していく過程が、このドラマの今後の見どころの一つだと思います。

また、ドラマの勢いは止まらず、出版社の垣根を越えたノベライズ化(扶桑社)も決定。原作(新潮社)のあるドラマとしては異例のこと。物語の内容に感銘を受けた扶桑社サイドがドラマチームに打診、原作サイドも快くOKを出し、活字として『僕妻!』の世界が誕生することになった。

ドラマ脚本をベースにそれぞれの登場人物たちの心情を丁寧に加筆したノベライズになる予定で、最終回直前の7月下旬に店頭に並ぶ予定だという。

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