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UPDATE|2022/06/30

元アンジュルム・室田瑞希が歩んできた10年間「佐々木莉佳子がいたから今の自分がある」

左から吉田豪、室田瑞希 撮影/田中正清



そしてアンジュルムを2020年3月に卒業、所属事務所を移籍し舞台や歌手、バラエティなど活動の幅を広げている室田。「(バラエティには)お話をいだければ、やる時はやります!と思って本気になれるんですが、まだ苦手意識がありすぎて」とまだバラエティには気後れしてしまう様子を見せた。

吉田は室田について「アンジュルムでは楽しくやってたし、基本明るい人で陽キャって印象もある」と語る一方で、「仲が良くなると突破力はあるけど人見知り」とも評した。

室田も「慣れたらすごく明るいんですけど、全然陽キャじゃないです」と認め、自身の人見知りぶりを語った上で「主催するイベントのゲストの方にも私がちゃんと話しかけていかなきゃって思います」とソロとしての心構えを語った。

11年に及ぶ芸能活動において、ずっと室田の支えになっていたのが家族だった。特に母には多感な時期に弱音を吐いたり、喧嘩もしていたという。「自分がすごい大変だった時もたくさん支えてもらったので、まだ親孝行はできてないと思うんですけど、これからもっと孝行したいですし、すごく大切な存在です」「『瑞希が幸せって思えるならそれでいいから』ってよく言ってくれたので、その言葉通りに幸せと思える道を歩みながら、最近はLINEでメッセージを送ったり、会いに行ける時は会いに行ったりします」と時折声を詰まらせながらも、深い感謝と家族愛を語った。

ハロー!プロジェクトを離れてソロ活動に移行した室田だが、ハロプロメンバーとの交流は現在も続く。ただ、「事務所が別々だと気軽にイベントに呼べなくて」と“大人の事情”には苦笑い。「メンバーとの関係もいいし、平和な人ですよね」という吉田の感想には「ファンに支えてもらっている日々ですが、ファンの方が『楽しそうでいいね』と言ってくれるので、一番は自分が楽しんで活動することかなと思います」とポジティブに答えた。

吉田に「しんどかったことは?」と聞かれると「しんどいと言うか、よく言われるのが『アンジュルムのイベントとかぶらないで!』って(笑)。調整できるように私とマネージャーの予定表にアンジュルムの予定も書いてあります」とアンジュルムのファンへの心遣いも明かし、場を和ませていた。

活動を後押ししてくれた家族への感謝、ハロプロ研修生時代の思い出から直近のソロ活動に至るまで、盛りだくさんのトークは7月11日までツイキャスにてアーカイブ配信が視聴できる。

【あわせて読む】室田瑞希、ソロ活動で見えた新たな景色「アンジュルム時代にはなかった緊張感」
CREDIT

文/大宮高史 撮影/田中正清


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