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UPDATE|2022/07/21

羽生結弦選手のプロ転向に安藤美姫が期待「アイスショーにもっと注目を」

(C)AbemaTV,Inc.

ニュース番組『ABEMA Prime』(ABEMA)が7月20日(水)夜9時から放送され、フィギュアスケートの羽生結弦選手がプロ転向を表明したことを受け、番組MCの安藤美姫が、これまでとの活動の違いについて解説した。

【写真】子どもとスポーツの今後について考える徳井、ほか番組カット【4点】

冒頭、安藤は「応援していた方からは『寂しい』『ショック』という声が多かったが、羽生は『ここからがスタートだ』と前向きに話していたし、『応援してくださる方の言葉が原動力。一緒にこの先も歩んでいく』と言葉にされていたので、プロスケーターとしての羽生さんを応援して欲しい」と話した。

また、今後の活躍については「今後は羽生さんのテレビ出演が増えるかもしれない。さらに魅力がバンバン出てくるのでは?」とコメントした。

ネット上に多く寄せられる「これまではプロではなかったの?」と疑問の声については、「試合に出るのか、出ないか、ということが大きく違う」とした上で、「日本スケート連盟に選手登録をしていると、国際スケート連盟にも所属することになり、試合に出る権利が得られる。その登録を解除したときに『プロスケーター』という形になる。登録を解除してからも、1度だけは再登録をして、試合に出ることができる」と、解説した。

安藤は続けて、「日本のフィギュア界はあやふやな部分があり、現役を『アマチュア』、引退したら『プロスケーター』と呼んでいる。だけど、イタリアでは現役の選手も『プロスケーター』と呼ばれている」と話した。

また、現在はアイスショーを中心に活躍している安藤は「もっとアイスショーに注目してほしいと思う。競技とは違った照明の中で演技をするし、試合形式のものもある」と魅力を伝えた。

そのほか、番組では、イングランドサッカー協会が発表した「12歳以下のヘディングを禁止する」という声明に注目した。サッカー以外の競技でも、子どもの成長や健康を守るためにルール変更が相次いでいることから、子どもとスポーツの今後について考えた。

安藤は「背景には医学の進歩や時代の流れがあると思うが、これまで良かったことが急に禁止になり、アスリートやコーチの混乱を招くし、何もできなくなってしまうような心配もある」と前置きをした上で、「スケートでは、小中学生の頃からダイエットをしている子がいる。それはすごく良くないことで、きちんと体づくりができないし、骨が弱くなる。そして、大人になったときにベストパフォーマンスができなくなってしまう。ヘディングに関しても、体を作る年齢のうちは禁止の方がいいと思う」と話した。

これに対して、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太は「批判にビビっていると、中途半端になってしまうので、法律で禁止すべきだと思う。プロ野球の佐々木朗希選手も2回目の完全試合を目前に途中交代し、賛否が巻き起こった。だけど、もし法律で『何球以上は投げちゃダメ』と決めていれば賛否がわかれず、監督も批判されなかったのではないか。監督には『佐々木選手はまだ若い』という“愛”があって途中交代したと思うので、その愛があるんだったら、法律で禁止して守るべきだ」と、持論を述べた。

議論の最後、安藤は、「日本はスポーツが強い国なので、子どもたちの成長と将来をつぶさないためにも、それぞれのスポーツ連盟やプロアスリートの方は一緒にサポートしていきましょう」と、呼びかけた。

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