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UPDATE|2022/12/29

ゲーム芸人・フジタが語る『ザ・ノンフィクション』その後、父親の認知症と介護…そして婚活

ゲーム芸人・フジタ

今秋に2週に渡って放映されたドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)の『あの日僕を捨てた父は~孤独な芸人の悲しき人生』。そこに登場したゲーム芸人・フジタの壮絶な半生は、お茶の間に大きな衝撃を与えることとなった。母親の急死、父親のネグレクト、DV……壮絶な幼少期を語っていただいた前編に引き続き、後編はフジタが現在も抱え続けている困難についてお送りする(前後編の後編)。

【前編はこちら】『ザ・ノンフィクション』神回、ゲーム芸人・フジタが語る父親に捨てられた壮絶な幼少期

【写真】『ザ・ノンフィクション』で話題を呼んだゲーム芸人・フジタ

「『ザ・ノンフィクション』を観た知り合いや、それこそツイッターのフォロワーの方とか知らない人からも、いろんなご意見をいただいたんです。『痴呆症の父親を施設に入れなきゃだめだ』とか、『内縁の妻と切れさせたほうがいい』とか。そうしたらいいっていうのはわかってるんですけど、認知症と介護についていえば、父親のお姉さんも同じような状態で、その子どもが自宅で面倒を看てるんです。だから僕もまだなんとかなるんじゃないかって感じが強くあって」

番組では、フジタへの密着取材を通して、フジタの父が2か月分の年金を一月で使い切り、キャッシングをしてまでも内縁の妻Aさんに度々金を渡していること、アルツハイマー型認知症を診断されたことが取り上げられていた。父親の生活を心配し金銭管理を申し出たフジタと、フジタが父親の財産を奪おうとしていると思い違いをしたAさんとの間の確執も取り沙汰されていたが、番組のラストでは、父親の年金を内縁の妻であるAさんが管理する代わりに、定期的に父親の暮らす家を掃除して食事を作ることといった条件で合意し、新たなスタートを切れたようにも思えた。が、あれから二ヶ月経った今、事態はまた違った局面を迎えているという。

「あの放送を観た後に、内縁の妻が『お金目当てと思われてるの嫌だから(毎月、フジタの父親から毎月渡されていた)3万円は、もういらないけど、その代わりに父親の面倒も見たくない、任せる』って言い出したんです。僕はお金を渡すことなく2人が外で会う分には全然問題ないと思うんですよ。メシを食わせるくらいなら全然いいし。僕はもう、彼女にお金を渡すつもりはないです。内縁の妻が、それで納得するのかしないのか」

Aさんが匙を投げたことで、父親の金銭管理は再びフジタがすることになるという。


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