NMB48の中心メンバーでありながら、処女作『アイドル失格』が発売即重版が決定するなど、小説家としても注目を集めている安部若菜が、1st写真集『愛される予感』(徳間書店)を3月27日に発売した。およそ1年ぶりとなる水着での撮影を含む今作への思いや作家業の今後、アイドルとしての目標などを語ってもらった。
【写真】小説家としても活躍、安部若菜の撮りおろしカット【13点】──まずは写真集が決まった時の心境を聞かせてください。安部 決まったのは12月くらいなんですけど、自分にとっては突然のお話だったのでびっくりしました。撮影したのは群馬の草津温泉や長野の上田で、私が小説を書いたりもしていることもあって、1冊の本を持って旅をしているような雰囲気の、様々な表情を見せられる写真集になりました。
──特に印象に残っている撮影はどんなシーンですか?安部 草津温泉は初めて行ったんですけど、湯畑がすごかったです! 湯もみも実際にさせてもらって、鉢巻きを巻いた湯もみの服装があまりに似合いすぎるとスタッフさんから好評で、「草津で雇ってもらいな」と言われました(笑)。
──確かによく似合っています(笑)。安部 他にも、バスタオルの下は何も着てないんじゃないかな、というちょっとドキドキする雰囲気の写真も撮影しました。あと、水着の撮影自体が本当に久々だったので最初は少し緊張していたのですが、途中からはノリノリでした。
──グラビアから離れていた期間は、作家活動に集中するためということですか?安部 そうですね。私も、もしかしたらグラビアはもうしないのかなと思っていたくらいなんですけど、写真集を出させてもらえることになって、ファンの方にも喜んでもらえると思ったのでうれしかったです! でも久しぶりだったので慌てて筋トレをしましたね(笑)。
──アイドルとファンの恋愛を描いた小説『アイドル失格』は私も読みましたが、すごく面白かったです。反響は安部さんのもとにもたくさん届いていますか?安部 アイドルファンの方からは「覚悟して読んだ」と言われたりもしました(笑)。アイドルを題材にしたという点だけでなく、登場人物に共感してもらえたり、ストーリーを楽しんでもらえたという声が多くて安心しました。ほかにも「アイドルは全然知らないけど、本屋さんでたまたま見つけて読みました」という方もいてうれしいです。
──次作の構想もあるのでしょうか?安部 まだ考え中なんですけど、今後も書いていきたいなとは思っています。写真集でグラビア活動も再開できたので、併せてやっていきたいですね。