──いよいよ結成12周年を迎えます。現在の心境を教えてください。高木悠未 LinQがデビューしたとき私は中学1年生の終わりで、13歳でした。人生の半分をLinQのメンバーとして過ごしている中で、「継続って大事だな」と思っています。
──11期生2名が加入し、現在のLinQはどんなグループになっていますか。今のLinQの魅力と、強みを教えてください。海月 今のLinQには20代のメンバーや、中学生&高校生のメンバーがいますが、12年続いている中で、今のLinQが一番個性的だと思います。持ち歌は150曲以上で、12年前から愛され続けている楽曲や、今の時代に合わせたTikTok受けするような曲もあります。LinQは楽曲の質も量も、他のグループに負けていません。
──LinQが愛され続けている一番の理由は何ですか?金子みゆ 楽曲の幅の広さもそうなのですが、九州から発信していくというコンセプトが他のグループとは違うLinQの持ち味だと思います。あとは、ツアーをはじめファンの方と交流できる機会をたくさん作っていることで、多くの方が愛し続けてくれるのではないでしょうか。
──『FANTASTIC WORLD』はどんな楽曲ですか?大空莉子 新体制のLinQをお見せできる、楽しい楽曲になっています。サビ最後の博多一本締めの振り付けや、博多弁の歌詞もあるので福岡愛を感じていただけると思います。手拍子ができるパートもたくさんありますね。コールOKのライブも増えてきているので、それを聞くのが楽しみです。
──『FANTASTIC WORLD』は、3月5日に「福岡ソフトバンクホークスvs広島東洋カープオープン戦」にて初披露されました。福岡PayPayドームでパフォーマンスをした感想を教えてください。黒田れい 私がPayPayドームに立ったのはそのときが初めてでした。観客の方一人ひとりの顔は見られなかったものの、360度すべてから皆さんに見られていてすごく緊張しましたね。パフォーマンスの前にみんなで円陣を組んだので、楽しくできました。
──11期生は、PayPayドームでのパフォーマンスでデビューとなりましたね。森斗咲羽 デビューでこんな大きなステージに立てるとは思っていませんでした。「LinQのメンバーになったぞ」という気持ちを出せたので、すごく楽しかったです。ファンの方の顔は見えなかったのですが、2日から始まるツアーでしっかり見ようと思っています。
華山あかり PayPayドームには何回も行ったことがあって、そこに自分が立つということが本当に信じられなかったです。でも立ってみると、ファンの方が私のメンバーカラーの白のペンライトを振ってくれていたことが嬉しくて、緊張もほぐれて楽しかったです。
──『FANTASTIC WORLD』は初披露後、どんな反響がありましたか?有村 今回キラキラ衣装なのですが「衣装も可愛いね」と言われました。「早く振りを覚えたい」と言って頑張ってくださっているファンの方もいて、めちゃめちゃ嬉しいです。
──『結成12周年記念ライブツアー』では、東京・名古屋・大阪・福岡を巡ります。楽しみにしていることや、行ってみたい場所などはありますか?森斗 名古屋と大阪に行くのは人生初です。SNSで「名古屋に行くよ」「大阪に行くよ」というコメントをたくさん頂くので、まだ会えていないファンの方と会えるのが楽しみです。
華山 まだやったことがない楽曲をパフォーマンスできることと、色んなファンの方に会うのが楽しみです。
──コロナを取り巻く社会の状況や、ライブ環境も変わりつつあります。12周年となる今年は、LinQにとってどんな年にしたいですか?金子 個性豊かなグループになったので、ライブや交流イベントなどファンの方に楽しんでいただける機会を増やしていきたいです。平均年齢は毎年下がっていますのでフレッシュさも出しつつ、ライブでかっこよく決めるときは決めるなど情熱的な部分も出せるように、メンバーの絆を深めていきたいです。
──金子さんは、TikTokでフォロワー数が220万人を超えるなど大ブレイク中ですね。個人的にどんな年にしたいですか?金子 色んなことにチャレンジしたいので「NGなし」で動きたいです。去年は主演映画が公開され、「映画に出る」という目標が実現しました。映画のお仕事も楽しかったので、これからもやっていきたいです。
──16日の『結成12周年記念ライブ』はどんなライブになる予定ですか?海月 16日のライブは、テーマパークをイメージしています。去年よりもテーマパークをパワーアップさせるために演出家の方にご協力いただいています。LinQのライブに来たことがない方も、12年間応援してくださっている方も、楽しんでいただけるライブにします。
──『結成12周年記念ライブ』への意気込みをお願いします。高木 コロナ禍でファンになってくださった方の中には、声を出してアイドルのライブを楽しんだことがない方もいます。10期生のメンバーたちも、声出しOKの環境でライブをしたことがありません。今回のツアーはマスクは必須ですが声出しOKになります。アイドルのライブはやっぱり掛け声があって、みんなで盛り上がることが醍醐味だと思います。そのライブを全員で作りたいですね。
※高木悠未の「高」は正式には「はしごだか」。
【あわせて読む】フィロのス・十束、LinQ・新木、ニジマス…TIF2022で見た、アイドルたちの“最後のステージ”