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UPDATE|2023/06/26

ももクロZ・高城れにソロコンサート『30祭』が開催、wacci・橋口洋平とも共演

『30祭』(C)上飯坂一

ももいろクローバーZ・高城れにのソロライブ『30祭』が、25日(日)に神奈川県・ぴあアリーナMMにて開催された。

【写真】高城れにがwacci・橋口洋平と歌唱、ほか『30祭』ライブ写真&8月発売の写真集カット【35点】

ももいろクローバーZでは先んじて5月16日・17日の15周年記念ライブ『代々木無限大記念日 ももいろクローバーZ 15th Anniversary』にて声出しが解禁となったが、高城のソロコンサートでの声出し解禁はコロナ禍以降今回が初の実施となった。

高城は2015年からソロコンサートを実施しており、今年はももいろクローバーZ結成15周年イヤーを迎え、そして6月21日に30歳になったことを祝した『30祭』。代表曲『まるごとれにちゃん』をはじめ、今年3月に配信された横浜魅力発信タイアップソング『レニー来航!!』などこれまでにリリースされたソロ曲から、本日配信スタートしたばかりの最新曲『M&S~ママパパへ~』まで全25曲と、高城れにのソロコンサート史上最も曲数が多いセットリストとなった。なお本公演の模様は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生配信され、会場に集まった“タカノフ”(高城れにのファンの総称)だけでなく、全国のタカノフが高城れにの『30祭』を祝った。

開演時刻になるとオープニングVTRが始まり、高城の幼少期時代の写真とともにアイドルとして走り続けてきた過去を振り返る。

紫色のペンライトが会場を埋め尽くす中、フルバンドがセッティングされたステージ上にチアガール衣装に身を包んだ高城れにが登場。HoneyWorksの『誇り高きアイドル』で幕開けを飾ったあと、「30祭へようこそ!」という呼びかけを皮切りに、自身初のソロアルバム『れにちゃんWORLD』に収録されている『SKY HIGH』、『じれったいな』を披露して一気にぴあアリーナMMを”れにちゃんワールド”へと一変させた。続けてHoneyWorksの『金曜日のおはよう-another story-』、TikTokを中心に爆発的な広がりを見せるFRUITS ZIPPERの『わたしの一番かわいいところ』をキッズダンサーと一緒に愛らしさ全開でパフォーマンスすると、温かいハッピーなムードが会場に充満した。

最初のMCでは、「どうする?待ちに待った30祭が始まっちゃったよ」とソロコンサート初のアリーナ公演となる会場に呼びかけ、大きな歓声と拍手を浴びる。「ソロコンサートで史上最強に緊張したし、みんなの声聞いたらやばかったね」と久しぶりの声出し解禁に喜びを噛み締めた。

恒例の自己紹介を終えたあと、「30祭をお祝いしに来てくれたスペシャルゲストがいらっしゃってます」と呼び込むと、大きな拍手が鳴り響く中、5人組バンドwacciの橋口洋平(ボーカル・ギター)がステージに登場。元々高城がwacciのファンで、ソロ曲の制作を依頼したことから始まり、昨年の年末に開催された『ももいろ歌合戦』へwacciが出演、そして今回初のライブ共演へと至った。「大事なタイミングでれにちゃんのことを大好きな人たちとれにちゃんのお祝いの場所に僕も“おめでとう“を言いに来れてすごい嬉しいです」と橋口が話した。

wacciが作詞・作曲・編曲を手掛けた高城のソロ曲『じゃないほう』を2人で歌唱し、ドラマ『やんごとなき一族』挿入歌で話題となりロングヒットしているwacciの楽曲『恋だろ』を2人で歌い上げ、この日限りのコラボパフォーマンスを果たした。歌い終えるとエモーショナルな余韻が残る中、「また曲作ってください」と橋口を見送った。ここのMCで、本編の衣装は幼い頃に着ていた服をモチーフにしており「30歳の私があの頃の服を着る」という衣装のテーマも明かした。

再び一人のステージに戻った高城はトロッコに乗り込み、観客のもとへ移動しながら、ファンへの想いを歌ったバラードナンバー『何度でもセレナーデ』を歌唱。シティポップチューンの『Voyage!』ではポジティブな空気で会場を包みこみ、前半戦を締めくくった。


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