FOLLOW US

UPDATE|2023/07/14

石橋貴明、侍ジャパン前監督・栗山英樹と“原点”明治神宮球場で対談「人生で1番泣いた場所」

栗山英樹、石橋貴明 (C)Abema TV, Inc.

ABEMAオリジナルバラエティ番組『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』最終話#4が、13日(木)夜10時より放送された。

【写真】石橋貴明・日ハムOBの杉谷拳士・栗山英樹、ほか番組カット【5点】

『石橋貴明 お礼参り THE WORLD 4週ぶち抜きSP』は、石橋貴明と豪華ゲストの様々な「感謝」にまつわるエピソードを、お礼参りと題してお届けする全4回のバラエティ番組。最終回となる#4では、「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」(以下WBC)で日本代表を優勝に導いた“侍ジャパン”前監督・栗山英樹氏が登場。野球界の酸いも甘いも知る、栗山氏の野球人生を深掘りした。

対談の地として選ばれた明治神宮野球場は、同級生の2人が甲子園出場をかけて44年前に対峙した場所。2人は「ここが原点」と確かめ合うと、栗山氏は高校球児時代を回想し「これまでの人生で1番泣いたのは、高校最後の試合」とポツリ。石橋も「僕は補欠でスタンドにいたけど、『これで高校野球が終わっちゃうんだな』と思って、ボロボロと涙が出た」とうなずいた。

また、石橋は「実は高校3年生の夏、西武ライオンズ(当時)の入団テストを受けていて、10球くらい投げた。ここでプロ野球選手になる夢を諦めたんです」と回顧した。

栗山氏の北海道日本ハムファイターズ監督時代に話が及ぶと、石橋は「メジャーリーグ挑戦を表明していた大谷翔平選手を指名したのは、『すぐにメジャーリーグに行くよりも、日ハムで育てた方が良い』という自信があったから?」と“絶対聞きたいと思ってたこと”を直球質問。栗山氏は「当時、高校野球の番組に出演していて、翔平とは元々接点があった」と打ち明け、“大谷選手育成への信念”を披露し、石橋をうならせた。

続けて、WBC監督就任の話題に移ると、大会で共に闘ったボストン・レッドソックスの吉田正尚選手、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手、セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手から、栗山氏へ感謝のビデオメッセージが到着。栗山氏は「初めてだわ、こういうの」と選手たちの想いに言葉を詰まらせた。

栗山氏が、目撃したWBC戦士たちの知られざる姿も激白。幾度の大舞台を経験した選手たちでも、この舞台では高い緊張感を漂わせる姿を明かした。それを受けて、石橋は初戦の先発マウンドを託された大谷選手のとある行動を指摘。栗山氏も「試合直前のブルペンでは、1球もストライクが入ってなかったと聞いていた。あんな翔平は初めて見ましたね」と振り返った。

さらに、石橋は“WBCの話題で、1番聞きたかった”こととして、「侍ジャパン就任会見で『必要ですか?翔平』と記者に聞いていたのを見て、『大谷選手に出場を口説けるのは栗山さんだけなのに、何を言ってるの!?』って驚いたんですけど」と質問。栗山氏は「選手を選ぶにあたり、これまでの僕と翔平の距離感ではなく、他の選手と同列にしないとおかしい。だから、そのように聞いてしまった」と真意を明かした。

その一方で、栗山氏が描いていたWBCの青写真を披露。その重大なピースとなっていた大谷選手への本音を吐露した。

そのほかにも、大会の激闘の中で生まれたビッグプレーの裏側を解説するほか、栗山氏の今後の展望、球界の未来など、話題が尽きない対談の模様をお届け。さらには、2人を師と仰ぐ、北海道日本ハムファイターズOBの杉谷拳士氏が対談に加わり、2人との交流秘話を披露した。

【あわせて読む】石橋貴明が松井秀喜と4年ぶりの再会、WBCでも活躍の大谷翔平を絶賛「違う惑星から来たんじゃないか」

RECOMMENDED おすすめの記事