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UPDATE|2023/09/14

山崎紘菜『賭け恋』はコメディと人間ドラマ2つの魅力 小関裕太の演技を「緻密で丁寧」と絶賛

山崎紘菜、小関裕太/(C)U-NEXT

俳優の山崎紘菜、小関裕太が8月21日(月)、都内で行われたU-NEXT制作ドラマ『賭けからはじまるサヨナラの恋』の取材会に出席。山崎が演じる妄想系ヒロイン・吉永奈央にちなみ、最近妄想したことについてトークする場面があった。

【写真】『賭けからはじまるサヨナラの恋』場面カット【22点】

同作品は、原作:ポルン氏、漫画:わたぬきめん氏の同名漫画をドラマ化。クールな性格がゆえに「氷鉄の女」と呼ばれる妄想系ヒロイン・吉永奈央を山崎、優柔不断な優男イケメン・里村紘一を小関が演じ、2人が織りなすじれキュンすれ違いラブコメディを描いた。

現場の山崎について小関が「明るい雰囲気を持っているなと思いました。僕がかんじゃったりした時に、面白くしてくれるんです」と口にすると、山崎は「それは小関くんも同じで、長回しのシーンの時に、私の間違えるスイッチが入っちゃって全然うまくいかなかった時があったんです。それで落ち込んでいた時に、優しく『大丈夫だよ』と笑ってくれました」と褒め返した。

さらに、小関の演技を「後半に行くにつれて里村のシーンが多くなるんですけど、里村の葛藤や成長の表現がとても緻密で丁寧で。すごいなと思いました」と絶賛し、続けて「なので、前半は割とコメディ要素が強いんですけど、後半に向けてどんどん濃密な人間ドラマになっていきます。2つの魅力がある作品になっていると思います」とアピールした。

これを受けて小関は「彼が持っているコンプレックスが、僕が10代の頃に持っていたコンプレックスと通ずるものがありました。人の気持ちが見えやすいのでそれを汲み取ることもできるけど、仲介をしすぎて自分で決断しきれない、白か黒かはっきりするより間のグレーを取るっていう選択をしてしまうジレンマがあるんです。それを、彼女(吉永)との出会いで、想いに答えられなかった根源が優柔不断ということに気づき、自分の性格を大きく変えていく。これが、恋愛ドラマの中で、人間が変わっていく部分なのかなって思います」と語った。

山崎は、自身の演技について「コメディの部分を絶対に面白くしないといけないと思っていました。リアリティがなくなりすぎると視聴者の方が置いていかれてしまうので『リアリティを出しつつちょっとかっこ悪い』をどうしたらできるかな、と常に考えていました。でも、ただ明るくて面白いだけだと、吉永奈央という女性の奥行きがなくなってしまうので、彼女がなんで会社をやめたいのか、なんで氷鉄の女ができたのか。人間誰しも触れられたくない部分があって、そういったところをしっかり考えた上でコメディに挑戦しました」と述懐。コメディの塩梅を監督と話し合った結果「『1話に1回白目を入れる』という白目チャレンジがありました(笑)」と明かした。

コメディの手応えを問われると「ないよ!(笑)」と即答し、「私だけの力ではなくて、監督のすばらしい編集、音楽の力もお借りしているので、自分が『やってやった!』という気持ちはなくて。コメディは一緒にお芝居してくださる方もとても大切で、リアクションを取ってくださる方のお力もあるので、みんなで協力してやったという意識が強いです」と話した。

痣が出来るほど体を張ったシーンもあったそうで「初めて(里村と)電話をして、フットサルに誘われるシーンで、私がソファで正座をして倒れて、起き上がって、また倒れて、ソファの下に転げ落ちる、というシーンがあったんですけど、腹筋が本当にしんどくて…(笑)。何回も撮ったんですけど、普通に倒れるだと絵的に迫力がなくて、毎回少しオーバーに落ちていたので、アクションとしてめちゃくちゃ頑張りました」と胸を張った。

また、同作品の内容にちなみ、最近妄想したことを尋ねられると、山崎は「K-POPが好きなんですけど、K-POPアイドルを見て『自分がもしK-POPアイドルだったら…』と妄想しています(笑)」と答えた。

小関は「ちょうど部屋づくり中で『新しい家具を買おうかな』『新しいスペースを作ろうか』って妄想しています。作りたい部屋の好みがいっぱいあるので、どれをチョイスしようかなって妄想しながら構築していますね。あと、歌でいうと、僕は最近、スティーヴィー・ワンダーぐらい歌えるようになりたい」と述べた。

部屋づくりをするにあたり、自宅にある物をすべて業者に預けるそうで「今日の夜集荷に来ます(笑)」と告白。目指している完成形については「ミュージカルがあるとダンスの練習や、ストレッチをするための空間がどうしてもほしいんですけど、大きいテーブルをその都度運ぶのが大変なんです。だから、まずテーブルを変えようと思っています。あと、自分がよく写真のお仕事をさせていただくブランドさんの食器が増えてきたので、飾りとしても楽しめる収納はないかなと思った時に、ガラスなので光を受けるときれいに見えるんですね。窓際に棚を作って、きれいに収納していこうかなって間取り設計を構築している最中です」と目を輝かせていた。

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