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UPDATE|2023/09/09

ABEMAアナウンサー・瀧山あかね、水着グラビアへの挑戦「求められることには全力で」

瀧山あかね 撮影/荻原大志

「ABEMA」専属アナウンサーながら、5月発売の『週刊プレイボーイ』で水着グラビアを披露し話題となった瀧山あかねアナ。バラエティ番組では「趣味はシーシャ」などの赤裸々な発言も話題の彼女だが、実は当初は清楚なアナウンサーを目指していたという。これまでの女子アナの概念を崩す、新時代の女子アナはいったいどのようにして生まれたのか。その経緯を聞いた。

【写真】新しいアナウンサー像を開拓し続ける、瀧山あかねアナ撮りおろしカット【10点】

いまやバラエティでのぶっちゃけキャラで注目を浴びている瀧山アナだが、アナウンサーとして当初やりたかったのは実は報道系だった。

「ニュース原稿が読みたかったんですけど、当時の『ABEMA』ではバラエティやスポーツジャンルの番組が多かったので、シフトチェンジしてそちらで頑張っていくと決めました。ここまで振り切っちゃったので、もう報道のジャンルには戻れないかもしれないです(笑)」

入社当初の理想のアナウンサー像は清楚で才色兼備、そして私生活は明かさない。今の瀧山アナとは真逆といえる。しかも理想のアナウンサーはすぐ近くにいた。先輩でもあり同期でもある西澤由夏アナだ。

「西澤さんに対してはかなりコンプレックスがありました。私から見たら隙がないし、完璧すぎて。私はどちらかというと隙が出ちゃうタイプなので羨ましかった。もう当時は西澤さんになりたかったんです。『西澤さんがやっている番組を私もやりたい』『西澤さんと同じような扱われ方をされたい』と目標にしていました」

とはいえ、瀧山アナと西澤アナではキャラクターが違う。周囲もそれに気づいていた。

「私自身お酒が好きなので仕事関係者の方々と飲む機会が多くて。。飲みの席で周りの方々に自分の話をしていると、番組のプロデューサーから『めっちゃ面白いじゃん』とウケて、その延長で番組に呼んでもらえるようになりました」

徐々に素が出せるようになってきた瀧山アナは、出演したバラエティ番組で「趣味がシーシャ(水タバコ)」「歴代彼氏は経営者」「男性に求める年収は数千万円以上」など、アナウンサーらしからぬ赤裸々な発言で注目を浴びていく。

特にシーシャはいまや瀧山アナの代名詞の一つともなっているが「シーシャバーって普通にみんなが行くところだと思っていたんです。でも番組の放送を観たら、めちゃくちゃ特異みたいな扱いになっていたので『私ってちょっとずれているんだな』と思いました。でも私にとって普通に過ごしていることが面白いと思ってもらえるんだったら、全然平気です」と笑う。

『ぜにいたち』で共演するかまいたち・濱家隆一の言葉も瀧山アナを後押しした。

「『そのままがいいよ』とすごく言ってもらいました。アナウンサーならではの雰囲気だったり、話すエピソードであったり、今のままが面白いと言ってもらえて、濱家さんがいいって言うのならこれでいいんだと今は思っています」

素のキャラを出せるようになると、西澤アナへのコンプレックスはなくなっていった。

「ずっと西澤さんが目標だったけれど、同じタイプのアナウンサーは2人もいらないなって。そのタイプだったら西澤さんの方が上回っている。だったら西澤さんとは全然別のベクトルで、逆に西澤さんにはできないことをやろうって考え方が変わりました」

CREDIT

取材・文/徳重龍徳 撮影/荻原大志


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