アイドル好きな女性の視点から、いまをときめくアイドルの魅力をひもとく! エンタメNEXTでは、ミスiD2014を受賞した女性タレントのレイチェルにアップアップガールズ(仮)のライブを観てもらい、感じたままをコラムに書いてもらうことにした。
もともとアイドル好きで、しかもDDを自認するレイチェルだが、今回観てもらったアップアップガールズ(仮)は彼女にとって初めての現場。「アプガさんは観てみたかったんです」と語る彼女は、アプガのライブから何を感じ取ったのか。女性ならではの視点も読み取っていただきたい。
2月2日、AKIBAカルチャーズ劇場にて行なわれた「アップアップガールズ(仮)は一体何と戦っているんだっ!」を観に行きました。
アプガさん、名前は知っていたけど観たことなかったのでドキドキしていました。
アプガファンの方たちはみなさん貫禄がありました・・・
メンバー登場のSEがかかると、アプガファンの方たちの「オイッ!オイッ!」の声とメンバーの名前のコールがありました。その声の圧力と一体感が本当に凄くて、「私も、できたら絶対楽しいな、コレ・・・」とうらやましく思いました。
MCの方が登場すると、一斉にブーイング。これもきっとアプガの現場ではお馴染みの光景なのでしょう、本当によく訓練されているなと思いました(褒めています)。
アプガのドキュメント・フォトブック『RUN! アプガ RUN!(仮)』も手掛けた音楽ライターの土屋恵介氏らが「導き者」として登場した
michitomo氏が「魂と闘え!」とアドバイスし、その様子を真似する新井愛瞳。この時以外は終始、しゅんとした中学生、もとい、高校生のようだった
途中で吉川友さんやTHEポッシボーさんからのVTRが流れ、宣戦布告されていました。
超ムキムキのプロレスの偉い人が急きょ駆け付けていました(盛りあがってました)。
2月6日にスリーマンライブで対決する吉川友が、(狩)の文字で宣戦布告!
2月19日に異種対バン戦「アップアップDDT(仮)」を開催するプロレス団体DDTの高木三四郎社長が、イベントを盛り上げた
そしてタワレコの嶺脇社長が登場しVTRが始まりました。
会場は「一体なにが・・・!?」という雰囲気の緊張感で包まれていました。
そして、発表されたのがハロプロの聖地「中野サンプラザ」での単独公演。
泣きだすメンバー達。アイドルを応援しているとこういった場面に遭遇することは多々あるのですが、私はアプガさんを初めて観たのに喉がクッとなりました。
これは、アプガのすごいところだなと思いました。初めての人でも、いつの間にか隣りに立っているというか、感情移入させる力、引っ張る力、みたいなものが本当に強いです。
本当に心から「おめでとう」って言いたくなるような。
初めて観た私ですらそんな風に感動したのですから、ファンの人は本当にうれしかっただろうな。
中野サンプラザでの単独公演「中野超決戦」を発表し、自らも万歳三唱するタワーレコード嶺脇社長(黒い(仮)Tシャツ)
中野サンプラザでの単独ライブ決定を受け、感動のあまり涙にくれるアプガのメンバーたち
その後はライブパート。念願の中野サンプラアでの単独公演サプライズ発表、不安や喜び、それぞれの思いがあって気もそぞろでしょうに、曲を続けていくにつれてメンバーもファンの方たちも本当に熱くなっていってかっこよかったです。
曲や振り付けも素敵で、「もっと早く知っていれば・・・」と思ったのでした。
そして、アプガのみんなのコメントや佇まいがなんというかアイドルの域を超えて、もうアスリートなんですよ。すごすぎ!
古川さんの「中野サンプラザをライブハウスにしたい!」というのもかっこよかったし、新井さんの「(やらされるだけじゃなくて)自分達から発信しないとダメ」、「自分達で考えるということを変えたら、その先には進めないと思う」といった発言には本当にシビれました・・。
終演後、メンバーのみなさんに挨拶させていただいたのですが、時間も押していて大変なのにいやな顔もせず、「ありがとうございます」って言ってくれて本当に涙がでそうになりました・・・。
当たり前のことかもしれませんが、「ありがとうございます」って言葉ひとつとっても、こんなに違うんだ、って感じました・・・。
「中野サンプラザをライブハウスにしたい!」と、ばっちりカメラ目線でアピールする古川小夏
今回の公演を観て、全体を通して思ったことは、「MCが課題」とメンバーさん達は言っていたのですが、ツッコミのない終始ゆるゆるのMCが良かったです。ときどきツッコミをしているときもあるのですが、小声だったり、恐る恐るといった感じで、メンバー同士が手を取り合って探っていくような雰囲気が可愛かったです。
それを、みんなで和やかに見守る、みたいな。「あなたと私」っていう関係でなくて、「私たち」って思わせられます。それこそが、いつのまにかアプガに巻き込まれている感覚を味わう一つの理由なのかな、と思いました。
そして「挫折」から始まったグループだということ。これはストーリー作りでも何でもなくて事実。そこから生まれる闘争心、みたいなものは本当にアプガの強みになっているな、と感じました。
今回、「もっとはやくアプガを知りたかった・・!」って何度も思ったので、これからは強い団結力と巻き込む力を武器に、いろんなアイドル達と戦って、突破していってほしいなと思いました。
だって、こんなに魅力的なんだから、知らなかったらもったいないです!
■アップアップガールズ(仮)オフィシャルサイトhttp://upupgirlskakkokari.com/■アップアップガールズ(仮) オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/upfront-girls/■T-Palette Recordshttp://tower.jp/label/t-paletterecords