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UPDATE|2023/10/19

『トークサバイバー!』待望のシーズン2が配信スタート、進化する面白さの理由

『トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜』シーズン2(Netflix)

Netflixコメディシリーズ『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』は千鳥がMC・出演を務め、多数の芸人たちがエピソードトークを披露し、その面白さを競うという番組。シーズン1から約1年半が経過し、ついにシーズン2の配信日を迎えた。

【写真】『トークサバイバー!』シーズン2の場面カット

多くの人々が待ち望んでいたのは明らかで、10月10日の配信開始日から2日経った12日時点でもNetflix内の「今日のTV番組TOP10」で1位を守り続けている。

『トークサバイバー!』は面白くなければ番組からは即脱落となり、同時に豪華俳優陣が出演するドラマ部分も並行して進む。シーズン1では劇団ひとり、ケンドーコバヤシ、狩野英孝、そして向井慧(パンサー)らがシリアスなトーンでド級のエピソードを繰り広げた。

番組の主役は間違いなく芸人だ。自分の持っているトークという武器で戦い、“サバイブ”していく。そのストイックなコンセプトは『すべらない話』シリーズとも近いものがあり、芸人にとってもシビアな番組であるといえるだろう。実際、西田幸治(笑い飯)や橋本直(銀シャリ)といった実力者さえ声がかかったことを喜びつつ、「観るもんであって出るもんではないぞ(橋本)」と表現している。

だが、そんな場にも関わらず「すべって」、芸人が損をするように見えてしまうことはほとんどない。それはやはり一人ひとりのトークスキルの高さからで、ヒコロヒー、鈴木もぐら(空気階段)、栗谷(カカロニ)、吉住、酒井貴士(ザ・マミィ)といった若手芸人もレベルの高いトークで笑いをさらっている。仮にトークがはまらなかったとしても、千鳥が中心となって巧みにフォローすることで場がしらけるようなことはない。

また、多忙を極める川島明(麒麟)が出演していることも見逃せない。朝の帯番組から特番までMCを務める屈指の実力者で、これほどストイックな番組に出る必要などないランクにすでに上り詰めたが、「season1をみて嫉妬するほど面白かったのでオファーをもらった時は拳を強く握りしめました」と言う。その言葉通り、安定した実力を本作でも遺憾なく発揮している。

AUTHOR

まっつ


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