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UPDATE|2023/10/24

ミス週刊少年マガジン・夏目綾「“マンガ雑誌に載りたい”がグラビアの一番の目的だった」

夏目綾 撮影/関根いおん

2015年にアイドル活動を始め、いくつかのグループを経験する一方で、2018年からグラビア活動も開始。「ミスマガジン2019」の「ミス週刊少年マガジン」に選出されたのを機に、ソロでも幅広く活動している夏目綾。今年8月にはアイドルグループ「ideal peco」(アイディールペコ)に加入して、新たなスタートを切った彼女に、これまでの芸能活動を振り返ってもらった。

【写真】ミスマガジン2019「ミス週刊少年マガジン」夏目綾の撮りおろしカット【15点】

──夏目さんはもともとアイドルや芸能の世界に興味はあったんですか?

夏目 小さい頃は人前に出るとか目立つのが苦手で、おしゃべりで明るいお兄ちゃんの陰に隠れているような子でした。芸能界にも何となく興味はあったんですけど、あまり現実味がないというか。お兄ちゃんがAKB48さんのファンだったので、一緒にテレビは観ていましたけど、アイドルになりたいと考えたことはなかったです。

──アイドルに興味を持ったのはいつ頃だったんですか?

夏目 18歳の終わりぐらいのときに、たまたま街中で虹のコンキスタドールさんの『THE☆有頂天サマー!!』のMVを観て、衝撃を受けて。身近にいそうな可愛い子たちが、楽しそうに歌って踊っている姿がめっちゃ楽しそうだなと思ったんですよね。それまで知っていたどのアイドルさんよりも親近感があるというか。家に帰って検索して、人生にはいろんな道があるんだと気づいたきっかけでした。

──すぐにオーディションに受けたりはせず、高校卒業後には一度就職しているんですよね。

夏目 一瞬ですけどね(笑)。でもこのまま定年まで40年ぐらい同じ毎日を繰り返すのかな……と考えたときに、人生を変えたいと思って会社を辞めました。そのあと19歳になる直前、初めて受けたオーディションが「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でした。

──「ホリプロタレントスカウトキャラバン」がスタートだったんですね。

夏目 何も知らない世界で想像がつかなかったからこそ、逆に思いきれたんでしょうね。オーディションサイトで一番上にあったので応募したんですけど、まあ落ちて(笑)。でもそれで何かに応募するという最初のハードルを越えられたことで、次にアイドルのオーディションを受けて合格、1つ目のグループに加入しました。

──芸能活動を始めることに家族は賛成だったんですか?

夏目 会社で働いていたとき、私があんまり幸せじゃなさそうだと家族も察していたんでしょうね。私が冗談半分で「アイドルやってみようかな」って言ったときに、お母さんの方が「いいじゃん!」って乗り気で(笑)。「いやいや無理でしょ」って斜に構えたら、お母さんが「無理じゃないで!」と後押ししてくれて。そのおかげで、私でも挑戦していいんだと心が決まりました。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/関根いおん


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