FOLLOW US

UPDATE|2023/11/09

東出昌大が猟銃を持ち、山へ…狩猟ドキュメンタリー映画『WILL』が2・16公開決定

(C)2024 SPACE SHOWER FILMS

東出昌大の狩猟ドキュメンタリー映画『WILL』が、2024年2月16日(金)より渋谷シネクイント、テアトル新宿ほか全国公開される。

【関連写真】『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』で、アフリカ旅を共に過ごしたひろゆきと東出昌大【8点】

今作は映像作家・エリザベス宮地監督がメガホンを取り、音楽をMOROHAが担当。狩猟する東出を追いかけた1年間の記録が収められている。

猟銃を持ち、山へ向かった俳優・東出昌大。電気も水道もない状態での暮らし。狩猟で獲た鹿やイノシシを食べ、地元の人々と触れ合う日々は、彼に何をもたらしたのか──。なぜ俳優である東出昌大が狩猟をしているのか。彼が狩猟をして生命をいただき、生きながらえる生命とは何なのか──。

根底にある気持ちの混沌、矛盾、葛藤を抱える東出昌大という一人の人間が映し出されていく中、MOROHAが発する渾身の言葉とすさまじい熱量が東出自身と重なり合い、問い続けている日々を生々しくスクリーンに映し出していく。

監督を務めたエリザベス宮地は、BiSH、クリープハイプ、藤井風等さまざまなアーティストのドキュメンタリー、MVを手掛ける映像作家。MOROHAの『バラ色の日々』『五文銭』『エリザベス』など数々のMVも手掛け、2017年MOROHAドキュメント映画『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』では監督を務めている。

今作は、東出の事務所退所前より宮地監督がオファーをしていた企画となり、途中で頓挫しかけるも、再度東出からの連絡で動き出し、完成・公開の運びとなった。

また自身も出演し、音楽を担当するのは、今年結成15周年を迎えるラップグループ・MOROHA。MOROHA・アフロと東出は長年の友人でもある。彼らのアコースティックギター一本での切ないメロディは、夢や挫折、恋愛や失恋など実体験を詰め込んだリリックという“魂の叫び”で、聴く者の心に深く刻み付ける。

そして自身のドキュメンタリー作品が制作・公開される事になった俳優・東出昌大。今年、映画『Winny』(松本優作監督)、『福田村事件』(森達也監督)等センセーショナルな作品の出演が続き話題を集め、いま日本映画界に欠かせない存在となっている。

東出は今作について「僕はただの被写体でした。ですので『映画を通して伝えたいメッセージ』の様なものはありません。『生きる理由なんて思いつかなくて、死ねない理由を一つひとつ摘み上げては、掌の上で転がしながら確かめる』そんな想いをされている方に届くように、エリザベス宮地監督はこの映画を作ったのかなと、完成した映画を拝見し思いました」とコメントを寄せた。

【あわせて読む】『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』SNSでの動画再生回数が累計1億回を突破

RECOMMENDED おすすめの記事