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UPDATE|2023/12/02

紅白で聞けるか「ゲロチュー」連呼、ano、10-FEET、キタニタツヤ…アニメで躍進した初出場歌手

「THE FIRST TAKE」で『ちゅ、多様性。』を披露したano(YouTubeより)

11月13日、ついに今年の『NHK紅白歌合戦』の出場アーティストが発表された。総勢44組のうち、初出場となるのは計13組。さらにそのうち4組は、近年話題になったアニソンを披露することが期待されている。そこで今回は、アニメとともに躍進した初出場歌手の功績を改めて振り返りたい。

【関連写真】スタイルで特定待ったなし、anoの私服ショット

まずは“あのちゃん”の愛称で親しまれているano。アイドルグループ「ゆるめるモ!」の元メンバーで、かわいらしいルックスと個性的な喋り方で人気を博している。

ブレイクのきっかけとなったのは、2021年に放送された『ラヴィット!』(TBS系)。番組内のクイズ企画で「ほぐした赤LARK」「目玉の親父の衣替え」などの珍回答を連発し、ネット上で大きな話題に。実はその裏では『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画が動いていたというオチだったのだが、世間の認識としては、これをきっかけに有名になった印象が強いだろう。

そのため当初はどちらかと言うと、タレント寄りのイメージだったのだが、彼女がアーティストであることを再認識させてくれたのが、2022年11月にリリースされた楽曲『ちゅ、多様性。』。

同楽曲はアニメ『チェンソーマン』第7話、通称“ゲロキス回”のエンディングテーマに起用された一曲で、作詞はano自ら手掛けている。しかもサビではゲロキス回にちなんで「Get on chu=ゲロチュー」を連呼しており、よくここまでのパワーワードを曲に落とし込んだものだと思わず感心してしまう仕上がりだ。

『ちゅ、多様性。』はTikTok内でも大バズリし、楽曲総再生回数は2023年4月時点で25億回を突破。「TikTok上半期トレンド大賞2023」のミュージック部門にもノミネートされていた。はたして『NHK紅白歌合戦』でも「ゲロチュー」を連呼してくれるのか、期待は高まるばかりだ。


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