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UPDATE|2023/12/22

「M-1グランプリ」決勝戦目前、今大会注目すべき2つの審査員の“変化”

『M-1グランプリ』公式サイトより

一年でお笑いファンが最も熱狂する日、そして新たなスターが誕生する日が間近に迫っている。そう、『M-1グランプリ』だ。

【関連写真】「M-1グランプリ」準決勝でネタを披露した31組【64点】

すでにM-1グランプリ2023を戦う9組は発表されており、昨年準優勝のさや香や3年連続出場の真空ジェシカ、初出場のダンビラムーチョやくらげなど、バラエティ豊かなメンバーが揃った。

そんな9組が発表された12月7日、M-1グランプリの敗者復活戦に関して大きなルール変更があることも明らかになった。これまでの敗者復活戦といえば、視聴者による国民投票によって10組目が決定され、決勝の舞台へと送り出されてきた。その結果として、オズワルド(2022年)、ハライチ(2021年)、インディアンス(2020年)、和牛(2019年)、ミキ(2018年)などすでに決勝進出経験のあるコンビや、テレビでもおなじみとなっている面々が最後の切符を掴み取っている。

人気投票的な側面が強くなっていることへの批判もSNSでは度々見られてきたが、それ以上に気がかりなのはここ5大会の敗者復活組がいずれも最終決戦へ進めていないという事実だ。敗者復活戦と決勝戦で同じネタを披露していることなども一因として考えられるが、結果として言えるのは、サンドウィッチマン(2007年優勝)やオードリー(2008年準優勝)、トレンディエンジェル(2015年優勝)など敗者復活からのドラマチックな復活劇が見られなくなっているということだ。

そうした点をM-1グランプリ事務局が考慮したかは定かではないが、今大会から大幅なテコ入れが行われた。

AUTHOR

まっつ


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