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UPDATE|2024/02/07

2024年の有力ブレイク候補、武道館ワンマンも控え躍進に期待がかかるオーイシマサヨシ

YouTube「オーイシマサヨシ - なまらめんこいギャル [Official Video]」より

近年、アニメソング界隈のアーティストがお茶の間に“発見”される機会が急増している。たとえば『NHK紅白歌合戦』でいえば、2019年から3年連続で出場を果たしたLiSAや、2022年に『残響散歌』で初出場したAimerなどが印象的だろう。

【関連写真】オーイシマサヨシとえなこのバラエティ『オーイシ・えなこの夜の××』番組カット

今もテレビや劇場でアニメブームが続いている以上、今後も同じようなシンデレラストーリーが各所で見られるのではないかと思われる。そこで今回2024年の有力ブレイク候補として注目したいのが、「アニメ界の星野源」の異名をもつオーイシマサヨシ(大石昌良)だ。

オーイシといえば、2014年に同名義初のシングル『君じゃなきゃダメみたい』をリリースして以来、約10年間に渡ってアニソン界の最前線で活躍しているシンガーソングライター。アーティストへの楽曲提供も積極的に行っており、数々の名曲を生み出してきた。

話題になったものを挙げるとキリがないが、『けものフレンズ』の主題歌『ようこそジャパリパークへ』や『【推しの子】』の劇中歌『サインはB』のように“電波感”を醸し出す曲から、Tom-H@ckとのユニット「OxT」(オクト)として手掛けた『SSSS.GRIDMAN』の主題歌『UNION』のような王道をストレートに突き進む曲まで、幅広い作風を使いこなしている。

以前からアニメファンのあいだでは高い人気と知名度を誇っていたが、近年のアニソンシンガーとしての仕事は絶好調。2023年に手掛けた映画『グリッドマン ユニバース』の主題歌『uni-verse』は、YouTube上の公式MVが640万再生を超えるほどの大ヒットを記録している。

2024年1月から放送が始まった冬アニメでは、「少年ジャンプ+」作品を原作とした『道産子ギャルはなまらめんこい』のオープニングテーマ『なまらめんこいギャル』を担当。同アニメに関しては、アニソンシンガー・亜咲花が歌うエンディングテーマ『わやわやわー!』も、オーイシが「大石昌良」名義で作詞作曲および編曲を手掛けた曲だ。

さらに音楽活動の集大成として、3月2日には初の日本武道館ワンマンライブ「オーイシ武道館 ~オーイシマサヨシ ワンマンライブ at 日本武道館~」も控えている。そのリアルチケットは発売が始まるやいなや即完売、続いて追加販売された立ち見チケットも完売するほどの注目ぶりだ。

同イベントは有料ライブ配信も予定されているが、驚きなのはその価格設定だろう。以前からライブの生中継を実施しているオーイシは、ほぼ毎回1,000円という破格のネットチケット代を設定してきた。今回の日本武道館公演でもそれは変わらず、やはり1,000円となっているのだが、ほかのイベントとは規模が違うため大きな話題を呼びそうだ。


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