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UPDATE|2024/03/10

鶴嶋乃愛、1stフォトエッセイ発売で更なる意欲「いつかは小説にも挑戦してみたい」

鶴嶋乃愛 1stフォトエッセイ『微睡む花の様に』(東京ニュース通信社)

女優・モデルの鶴嶋乃愛が9日(土)、1stフォトエッセイ『微睡む花の様に』(東京ニュース通信社)の発売記念イベントに出席。イベント前の会見では、フォトエッセイへのこだわりや今後の目標などを語った。

【写真】表紙に合わせたピンクドレスで登場した鶴嶋乃愛、ほか【10点】

今作は、2021年7月から2年以上にわたって書き綴ってきたTV Bros.WEBのエッセイ連載を1冊の本にまとめたもの。“自分自身”という存在と向き合いながら、日々の中で感じたことを詩的な文章へと落とし込んだ28編のエッセイに加え、書き下ろしエッセイも収録されている。

会見に登場した鶴嶋は、本が発売された心境として「2年半以上連載をさせていただけたのは、すごく貴重な機会でした。毎月コンスタントに書いていく中で、筆が止まる時もあれば、3時間で書き上げられる時もあり、書いている時間がすごく濃い時間だったなと感じていましたし、毎月読んでくださる方がいるというありがたさを日々感じていました」と感慨深げに答えた。

「ブログとかとは違って、読んでくださる方がいる、受け取ってさまざまな解釈、自由な解釈をしてくださる場でもあるというのを考えると、相手がいるということを考えながら日々文章を書いていくというのは、私の中でも挑戦だったので、貴重な経験になりました。毎月の感想をいただくたびにすごくうれしかった」と連載を振り返り「書き下ろしのエッセイも読んでいただいて、自分の心に一番近い文章はどれだったのか、ぜひファンの方に教えていただけたらうれしい」と改めて一冊の本として完成した喜びを語った。

連載スタート時は20歳になったばかりだった鶴嶋。連載当初の自身と比較して成長した点を聞かれると、「自分自身吸収しているものがたくさんあるなということで、物事を例える時の言葉の幅がすごく広がった」と回答。

一方で「『20歳からは時が経つのが早くてあっという間だよ』と言われて、自分の中でそれが納得せず、日々濃く長く生きていきたいという思いを綴ったエッセイが収録されているんですけれども(21年7月公開の第1回連載『時の流れで立ち止まる』)、その詩には今の私自身もすごく共感しました」と、変わらない思いがあることも明かした。

エッセイ集には、撮り下ろしフォトも大ボリュームで掲載。打ち合わせから本人も参加し、文章に登場する言葉やイメージを具現化するべく、撮影のシチュエーションや衣装などにもたくさんのこだわりが反映され、鶴嶋の持つ世界観をより深く堪能できる写真が満載だ。

その中でももっともお気に入りのカットとして、バラが描かれたヴィンテージのドレスを着た写真をセレクト。「最初は着る予定がなかったんですけれど、スタッフのみなさんから絶対似合うからこれも着てほしいって言っていただいて、急遽増えた1着なんです。とても自分らしいドレスだなとお気に入りで、ファンの皆さんに先行カットで見せた時もすごく好評でしたので、思い出深い1枚になりました」とほほ笑んだ。


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