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UPDATE|2024/04/27

平手友梨奈、長濱ねる、藤吉夏鈴…なぜ欅坂46&櫻坂46出身俳優の躍進が続いているのか

平手友梨奈が日本アカデミー賞を始め数々の新人俳優賞を受賞した映画『響-HIBIKI-』(DVD通常版)

欅坂46および櫻坂46出身俳優の活躍が目覚ましい。彼女達の魅力を振り返りつつ、共通点も探っていきたい。

【画像】平手友梨奈が剣を使用した激しいアクションにも初挑戦したCM

最初に頭角を現したのは欅坂46センターだった平手友梨奈。グループ総出演の深夜ドラマ2作で中心的な役割を担い、2018年には映画『響-HIBIKI-』に主演し、日本アカデミー賞を始め数々の新人俳優賞を受賞した。

ソロになって以降は、2021年の『ドラゴン桜』(TBS系)、2022年の『六本木クラス』(テレビ朝日系)、2023年の『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)と、出演ドラマが次々と話題になった。

特に、ぶっ飛んだカリスマでありながら、一途な乙女心も持ち合わせる『六本木クラス』の麻宮葵役や、人格に難がありながらも正義のために突き進む『うちの弁護士は手がかかる』の天野杏役は、強烈なインパクトを残した。同時にファッションアイコンにも成り得ているところが、彼女の個性の強さと洗練さを物語っている。

一方で、「天才」や「カリスマ」役が多いと言われる彼女だが、2022年にYouTubeで配信されたドラマ『メゾンハーゲンダッツ 〜8つのしあわせストーリー〜』では、ごく普通の大学生役で、等身大の自然な演技を見せていた。

今年に入り、HYBEゲーム事業部門による新作RPG『星になれ ヴェーダの騎士たち』に、メインテーマ『絶望の女神』のコラボ歌唱と、CM出演という形で参加した。同CMでは剣を使用した激しいアクションに初挑戦しており、そのまま映画化出来るのではと思うほど女騎士としての佇まいが様になっている。事務所移籍後のアーティスト業本格始動も待たれるが、アクション作品へのオファーも増えそうだ。

平手と同じ欅坂46の1期生だった長濱ねるは、前述のグループ総出演ドラマ2作で、いずれも平手やメンバーが演じるクラスメート達を、ミステリアスに惑わす謎多き少女を演じた。“魔性の女”を演じる素質は、今でも極めて高いはずだ。

ソロになって以降は、2022年の朝ドラ『舞いあがれ!』(NHK総合)や、ヒロインとして出演した2023年7月期の『ウソ婚』(関西テレビ・フジ系)などで、世間が彼女に持っているイメージそのままに、可愛らしい役柄を中心に演じてきた。

『ウソ婚』後、1クール空けて2024年1月期『院内警察』、4月期『366日』と、フジ系連ドラ出演ラッシュが続いている。


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