FOLLOW US

UPDATE|2024/07/11

配信ドラマ『1122 いいふうふ』で輝く、俳優・岡田将生“ならでは”の技術

『1122 いいふうふ』ドラマ公式X(@1122_iFUFU)より



漫画や実世界で「イケメンの無駄遣い」という言葉がある。秀でた容姿を持ちながら、それ以外の点で評価を下げる、男性における宝の持ち腐れのような状態だ。岡田の俳優キャリアで演じてきた役はイケメンの無駄遣いが多いように思う。映画『告白』での教師役は見た目が爽やかなのに熱血さが空回りしているし、ドラマ『リーガルハイ』ではハイスペックな弁護士にもかかわらず話す言葉すべてが胡散臭い。『大豆田とわ子と三人の元夫』でも弁護士だが、周囲からは面倒くさがられ残念だと思われている。

二也はもう少しスマートだし、「おとやんモテなくないっしょ?」(一子)という言葉からもわかるように、他のキャラクターに比べれば容姿の浪費度は少ない。しかし、「整っているけど、時々残念」とは妻の評価で、実世界で二也と接してみると、彼も“無駄遣い”をしている側の人間だとわかるかもしれない。

いずれにせよ、岡田は欠点があるキャラクターを演じた時に光り輝く才能を持っている。本人は「癖が多い役しかやっていないと思われるのがすごく嫌」とインタビューで話しているが、これからもその美しいビジュアルを積極的に“有効活用”してほしい。

【あわせて読む】高畑充希が美しいすっぴん肌を披露、美肌を保つ秘訣も語る【写真8点】
AUTHOR

まっつ


RECOMMENDED おすすめの記事