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UPDATE|2019/12/29

「新国立競技場の景色が見たい」と語った百田夏菜子の想いと、ももクロの“新たなる旅路”

左から佐々木彩夏、玉井詩織、百田夏菜子、高城れに


当初は主宰者として一歩下がった立ち位置にいた佐々木彩夏だが、すべてのアイドルグループと1曲、コラボを披露することが決定。

いままでにはなかった光景、そして、この日しか見られない共演がパシフィコ横浜で繰り広げられることとなる。さらには参加者全員とももクロの楽曲の中でもあーりんの色が濃い佳曲『LinkLink』を歌うことも発表された。このイベントの趣旨と、この楽曲の歌詞はまさに「リンク」してくるので、かなり味わい深いシーンとなりそうだ。

いまのところ新国立競技場に関しては不透明な部分が多い。

東京オリンピック・パラリンピックが閉会したあと、どのように運用されていくのかもはっきりしていないし、いつから、どれぐらいのペースでコンサートなどのイベントに貸し出されるのかもわからない。

ただ、わかっているのは、新国立競技場はこれから何年も何十年も東京のど真ん中に存在しつづける、ということ。

そして、新国立競技場はももクロにとってゴールではなく、ひとつの「新たな通過点」である、ということ。

令和元年から「いつか」へと続く旅路。

それをリアルタイムで体感できるのは、ももクロを応援する人たちにとっての醍醐味でもあり、筋書きのないドラマの登場人物のひとりにもなれる。令和アイドル史は、ここからはじまる――。

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AUTHOR

小島 和宏


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