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UPDATE|2020/03/09

日向坂46映画に先駆けた『46分の予告編』。オードリーによる分析を聞くと『ひなあい』の見方も変わってくる?

アイドル番組定点観測 第56回

雑誌やweb媒体でアイドルの記事を数多く執筆するライターの左藤豊氏が、1週間アイドルたちが出演するレギュラー番組や冠番組をチェック。その週、テレビで輝いていたアイドルたちについて思い入れたっぷりに語ります。第56回となる今回の観測期間は3月2日(月)~3月8日(日)。


日向坂46は3月27日(金)、初となるドキュメンタリー映画『3年目のデビュー』を公開。それに先駆けて3月2日(月)『日向坂46ドキュメンタリー映画 46分の予告編』(TBS)が放送。日向坂46の前身であるけやき坂46(ひらがなけやき)の3年間が描かれました。

オリジナルメンバー・長濱ねるの苦悩や、TOKYO IDOL FESTIVAL楽屋で佐々木久美がメンバーに入れた喝、サプライズ発表前にメンバー増員を知ってしまいうろたえる影山優佳らの姿……、『週刊プレイボーイ』で連載されていた『けやき坂46ストーリー』でその事実こそ知られていても、映像が地上波で流れたのは初めてでは?

彼女たちは今でこそけやき坂46時代にチャレンジしていた大道芸や舞台『あゆみ』のことを茶化して明るく語るけれど、その3年間は笑顔だけに満ちたものではなかったし、むしろ憂うことの方が多かったのではないでしょうか。

そして番組内ではオードリーの2人が「アイドルにしてはガンガン泥臭く前に出てくる」「『爪跡を残せないと今日眠れない』と言って帰っていく」「『大喜利の出し方が納得いかなかった』と言って泣いてる子がいる」「そんなことアイドルは考えないですよ、不思議なアイドルグループですね」と日向坂46を分析。

今やアイドルファン以外からも熱視線を浴びる日向坂46ですが、アイドル界で他の追随を許さない圧倒的バラエティ力は憂い苦しんだ3年間を経験した末にたどり着いたスタイルなのだ……と考えると、現在放送されている『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)を見る目もちょっと変わってくるかもしれません。

……なんてことを語ってしまいましたけど、まァ『日向坂で会いましょう』はそんな御託よりも頭を空っぽにして見たほうがやっぱり一視聴者としては楽しめるなと昨日(3月8日)の放送を観て思いました。3月8日(日)放送回は「ひなあいVSひなましょう いい加減白黒つけましょう!」。「ひなあい」と「ひなましょう」の2つの略称があって困るからバトルで決着を付けよう、という企画なんですが、そもそもこんなテーマで番組を作って成立させちゃう時点で(いい意味で)日向坂46は常軌を逸しているし、制作陣も含めてぶっ飛んでますよね。ジェスチャークイズ対決の1問目で「ウスを忘れたクールポコ」とかいうお題が出るアイドル番組、有史以来初めてですよ!
AUTHOR

左藤 豊

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