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UPDATE|2020/07/27

ドラマ『13(サーティーン)』主演・桜庭ななみ「毎シーンが、クライマック」

相川百合亜(桜庭ななみ)/オトナの土ドラ『13(サーティーン)』


──黒川一樹役、藤森慎吾さんの印象を教えていただけますか?

桜庭 とても優しくて面白くてお話しやすい方でした。藤森さんの今回の役はとても怖い一面を持っていて、普段のイメージの藤森さんとのギャップが見どころだと思います。眼鏡をかけていない藤森さんは新鮮でした。最初監督から「犯人とはあまり仲良くならないで。撮影が終わってから楽しく話して」と言われていたけど、ついつい楽しく話してしまいそうになるくらい面白い方でした。

──百合亜は13歳で誘拐されますが、桜庭さんが13歳の頃はどんな女の子でしたか? その時の経験が今回の役作りに生かされていることがありましたか?

桜庭 中学1、2年の頃は軟式テニス部に所属していました。朝7時から朝練して、放課後も練習して、真っ黒に日焼けした活発な女の子でした。今回、百合亜は監禁された13歳の気持ちのまま現在を過ごしているので、自分の13歳のころを思い出しながら演じました。

──もしご自身が女優として活動していた13年間が奪われてしまったら、と考えましたか?

桜庭 はい、とても想像しながら演じました。自分の人生の13年間がなくなったらどうなるのだろうと考えたら、百合亜が本当にかわいそうとしか言えません。

──ちなみに桜庭さんは中国語、韓国語が堪能で、現場でも中国語を話していらっしゃる姿をお見かけしました。どのようなきっかけで始められましたか?

桜庭 アジア映画がとても好きで、作品をちゃんと理解したいという理由で勉強を始めたのがきっかけです。中国語は2014年の秋頃から始めて6年ほどになりますが、まだまだです、頑張るしかないですね(笑)。

──どのように勉強をされているのですか?

桜庭 私のマネージャーさんが中国の方で、普段、中国語で日常会話を話すことが多いです。本などの言葉ではなく、会話の言葉で勉強をしたり、テレビのバラエティー番組を一緒に観たりして、生の反応に触れるのも勉強になると思っています。将来、アジアの作品に参加できるようにこれからも自分を磨いていきたいです。

──最後に、視聴者の皆さんへのメッセージをお願いたします。

桜庭 百合亜はとても魅力的な女性です。ただ、連れ去られてから13年経った百合亜に対して家族や友人はどういう風に受け入れていいのかわからなくて、百合亜自身も心が揺れ動いている。それぞれの心情の中でどのようにストーリーが進んでいくのか?観ていて吸い込まれていくような目を離せないサスペンス作品に仕上がっていると嬉しいです。

▽「13(サーティーン)」
放送日時:8月1日(土)23:40~
出演:桜庭ななみ、青柳翔、遊井亮子、石川瑠華、井上祐貴/藤森慎吾(オリエンタルラジオ)神保悟志/板谷由夏
Twitter https://twitter.com/tokaitv_dodra
Instagram https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/

▽第1話あらすじ(8月1日放送)
13年間行方不明だった相川百合亜(桜庭ななみ)が保護された。「ずっと監禁されていた...」と刑事の永井(青柳翔)、佐緒里(遊井亮子)に訴えるが、詳細については口をつぐむ百合亜に警察は不審を抱く。一方、13年の間に崩壊していた相川家。母・麻美(板谷由夏)は百合亜のためにと、父・宗一(神保悟志)、妹・千帆(石川瑠華)に対し、昔のように仲のいい家族を演じてほしいと提案する。百合亜の生還により再び動き出した歯車...そして発生する第二の事件とは?謎が謎を呼ぶ衝撃のクライムサスペンス、開幕!

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