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UPDATE|2021/05/19

祝優勝・MリーグEX風林火山の紅一点・二階堂亜樹「3年目でようやくある程度開き直れた」

優勝シャーレを掲げるEX風林火山/左から滝沢和典、二階堂亜樹、勝又健志 (C)Mリーグ All Rights Reserved. 新型コロナウィルスの影響を考慮し、出演者とスタッフの安全に配慮した形で撮影しております。


――やっと慣れてきたわけですね。その所属チーム・EX風林火山は今季、「背水の陣」をテーマに掲げていました。やはり初年度が準優勝、2年目が最下位ということで、今年に期するものがあったんでしょうか。

二階堂 そうですね。そもそも今季は、ファイナルまで行って3位以内に入らないと、チームが全員クビになるんですよ。それを公表してからのシーズンスタートでした。

――そうなんですか!? 3年目のMリーグではまだ、チームメンバーが増えこそすれ、入れ代わったり減ったりしたことはありません。チームのファンならずとも衝撃的ですね。

二階堂 厳密に言うと4位、つまりファイナルシリーズに残れれば今までの成績とかを加味して再考する、っていう風にもなってるんですけど、でも、チームのみんなは「3位以内に入らないと自分がクビになる」という心構えでやってます。特に私は3年間の成績的にも、はっきり言って真っ先に戦力外通告を受けても仕方ないと思ってます。でも、麻雀プロは自分の所属団体での昇降級があって、負けたらそのリーグで闘えなくなる、というのはみんな経験してきていることですから、当たり前と言えば当たり前なんですよね。

――さすがに勝負の世界は厳しい。

二階堂 自分のやってきたことの結果ですから。だから負けた時のことを考えて悲観的になるよりはいま頑張ろう、というスタンスでやろうとは思っていますね。

【中編】「女流麻雀プロブーム」の中心だった二階堂姉妹 「月の半分は全国を飛び回っていました」はこちらから

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