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UPDATE|2022/03/29

アプガ(仮)が1日6本のMV撮影を語る「学生時代にやりたくてできなかった事を入れ込んだ」

『今日も私が冴え渡る』MVメイキングカット

アップアップガールズ(仮)が6本のMVを1日で撮影するという企画に挑戦した。監督はそれぞれ別の若手クリエイターが務め、メンバーも担当スタッフとしてそれぞれのMVに付いた。MVの公開にあわせて、ENTAME nextでは、アプガ(仮)メンバーと、それぞれの監督に直撃インタビュー。MVに込めた思いを聞いた。1回目の今回は『今日も私が冴え渡る』のMVの担当メンバーの鈴木芽生菜と小山星流、そして監督の高野瑛人氏のインタビュー。

【写真】青春感を詰め込んだ『今日も私が冴え渡る』MVメイキングカット【13点】

――今回、アップアップガールズ(仮)が1月25日に発売したミニアルバム『アプガヤバイ』に収録されている6曲のMV撮影を1日で行うという企画が、3月6日に行われました。撮影日全体の流れについて聞かせてもらえますか。

鈴木芽生菜 ハイ、朝から夜の10時までに6本のMVを撮るということで当日は現場にいる全員がとにかく必死でした(笑)。6曲のMVを別々の監督さんに撮ってもらい、アプガ(仮)メンバー8人も各曲ごとにそれぞれ担当スタッフとして関わらせていただいたんです。各曲にはテーマがあって、事前に監督さんと担当スタッフのアプガ(仮)メンバーが話し合いをして当日ダダダーっと撮影していくという流れでした。

――『今日も私が冴え渡る』のMVは、監督が高野瑛人さん、アプガ(仮)の担当スタッフは鈴木芽生菜さんと小山星流さんが務めました。では、高野監督、自己紹介をお願いします。

高野 僕は大学で映像学んでいます。自分の一番好きな映像のジャンルがミュージックビデオなので、将来はMV制作などの仕事に就けたらと思ってます。

――『今日も私が冴え渡る』のMVは青春をテーマに制作されたそうですが、みなさんのディスカッションではどんな話が出たんですか。

鈴木 まず監督と私たち2人で話をさせていただいて、私たちの意見を聞いたうえで監督がテーマを膨らましてくれたんです。

高野 今、3月って時期の話が見えてくるような歌詞の世界観だったので僕は作りやすかったですね。

鈴木 具体的に話したのは、まず青春と言えば学生生活が浮かぶから衣装は制服だねとか、内容はもともとダンス系にするって話もあったんですけど、ストーリーを持たせたいっていうのを私たちから言わせていただいたんです。

小山 屋上で撮りたいなって希望はありました。青空の青春って感じで。

――実際の学校で撮影されたのも、そうした話し合いから案が出てきたと。

高野 そうですね。僕としてはお2人の意見を中心に作ろうという思いもあったので、いろいろな案が出たものをなるべく全部詰め込もうとしたんです。僕も屋上は賛成だったんですが、実際には学生時代に屋上って入れないじゃないですか。それを逆にMVでやってしまおうというのもありました。

──学生時代にやりたかった願望を入れることでファンタジーにもなりますね。

高野 そうなんです。屋上で雲ひとつない快晴で撮れたのはすごくよかったですね。あとダンスシーンを撮るにしても、ただ撮るんじゃなく青春っぽい要素を入れるために、同じクラスのメンバーがダンス大会に動画を送るってストーリーを織り込んだんです。

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