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UPDATE|2022/04/07

格闘家の高田延彦が鈴鹿央士主演ドラマ『クロステイル』に出演「一度は断ったオファーを受けた理由」

土ドラ『クロステイル ~探偵教室~』 (東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜日23時40分~)

4月9日からスタートする鈴鹿央士主演・土ドラ『クロステイル ~探偵教室~』 (東海テレビ・フジテレビ系/毎週土曜日23時40分~)に、高田延彦が出演。今回そのインタビューが届いた。

【写真】土ドラ『クロステイル ~探偵教室~』で鬼講師を演じる髙田延彦

本作は探偵学校を舞台に、心の謎に直面することで成長する探偵の卵たちを描く、スリルと笑い満載の新感覚探偵ドラマ。公開されたPR動画の、鈴鹿の表情豊かな演技が早くも話題となっている。

匡(鈴鹿央士)が通うジョーカー探偵学校の鬼講師で、現役の探偵・南武辰彦(なんぶ・たつひこ)を演じているのが高田延彦。一度断ったという南武役を引き受けた経緯、芝居・指導に対する想いや心境の変化を聞いた。

──一度オファーを断った、その理由とは?

高田 役者の仕事は、やったことがあるという程度ですし、前回演じたのは約2年前で、ブランクが開いていたこと。加えて、私生活の中で記憶力はどんどん落ちていく…。セリフという新しい言葉を覚えて、そこに感情を乗せて発するなんて「俺に出来るかい!」と思いましたね。

でも一応台本を見て判断したいと思ったので読んでみたら、話自体は面白いけど、意外と私のシーンが多くて「こりゃ、あかん!ギブアップ」となりまして…。現場や作品にご迷惑をおかけしたくないと思ったので、マネージャーに「無理」と返事をしました。

──そこから、どのような心境の変化が?

高田 マネージャーが、制作サイドに返事をするまでにタイムラグがあったので、その間も「断るという答えは、正しかったのか、正しくなかったのか」と何度も台本を見るわけですよ、後悔したくないですしね。そうしている内に、南武という役が私に近い人物像だったことで共感を覚え、マネージャーからは「できる、できる」と、妻からは「やれるんじゃないの?」と後押しがグイッグイッとあって「これはお断りしたら後悔するのかな」と考えるようになり、最終的に「やっちゃえ!」となりました(笑)。

──南武辰彦とは、どんな役ですか?

高田 探偵社が営む探偵学校の講師で、尾行と張り込み調査のスペシャリスト。南武は、探偵という職業に対して非常にストイックなものですから、生徒への指導という面では結構スパルタで、昭和のおっかないリーダーみたいな感じ。そのクセ中間管理職なので上には上がいて、そこに挟まれながらも自分のスタイルを貫くという…。私生活でも、おそらく嫁さんの尻に敷かれているんだけど、まぁ豪快・豪傑な部類に入るのかなと思っています。

──生徒役の鈴鹿さん&堀田真由さんの印象は?

高田 2人とも本当に可愛らしくて、控え室などOFFの時は柔らかい空気感を漂わせているんだけど、カメラが回るとカチッとスイッチが入るんですよ。その切り替えが本当にすごいし、プロだよね。

スポーツでもそうなんですけど、非常に競争が激しい仕事の中で上を目指して、一つ一つを大事に務め上げている2人を見ていると、その人の奥の部分というものが見えてくる。ガツガツしていないんだけど、ソフトな雰囲気の中からヒシヒシと伝わってくる強さがあるよね。多分、私は年齢的に言ったら2人の親父か、おじいちゃんぐらいだと思うけど「演技指導をしてもらいたい」と思っております。

──今“クロステイル(接近尾行)しているもの”は?

高田 柔術です。4年前からコーチについてもらって、週に何回かレッスンしています。加えて今では暇さえあればYouTubeで柔術のスキル系動画を見ています。非常に奥の深い競技なので、学ぶことは多いし、復習も必要。私は古傷が多いので、体のメンテナンスも必要。よくサウナで「整う」という言葉が使われますが、柔術のレッスンも終わると気持ちがリセットされて整うし、「今日も無事ケガなく終わった!次のレッスンができる」と思うとすごくハッピーになれるので、それが私にとっての『クロステイル』ですね!

*高田の「高」は「はしごだか」。

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