4月3日に東京都立産業貿易センター浜松町館2Fで開催されたコスプレ即売会&交流会「Charapa+(キャラパプラス)」。当日は82人のコスプレイヤーが参加して、可愛い系からセクシー系まで、多彩な衣装で撮影に応じた。「ENTAME next」では、グラビアでも活躍するコスプレイヤー5人をフィーチャーして、話を聞いた。第3回目は会社員の傍ら、自ら衣装制作もするコスプレイヤーとしてグラビアシーンでも活躍するないるさん。
【写真】自分でスカートを切った、ないるのOL風衣装撮りおろしカット【7点】──ないるさんはTwitterのフォロワー数が23万人を超える人気コスプレイヤーですが、いつ頃から活動を始めたのでしょうか?ないる コスプレを本格的に始めたのは大学1年生のときなんですけど、その前からコスプレイヤーに憧れていました。私が高校生の頃から、えなこちゃんが大人気で、ああいう風にかわいくなるにはどうすればいいのかと考えるうちにコスプレの世界にハマって、コスプレイヤーの方の写真を見て、私もやってみたいと思い始めました。高校卒業後は服飾の大学に通っていたんですけど、お金もなかったので衣装を自分で作って、コスプレを始めました。
──もともと裁縫は得意だったんですか?ないる おばあちゃんの影響で裁縫に触れていたので、昔から得意でした。
──最初にやったコスプレは何だったんですか?ないる 確か涼宮ハルヒだったと思います。見よう見まねというか、服を作るというより、図工のような感覚で形を作っていく感じでした。その後も自分でパターンから衣装を作って、大学で学んだことも服作りに活かせるようになって、卒業する頃にはかなりレベルも上がりました。
──コスプレイヤーとしての発信も早くから行っていたんですか?ないる わりと早い段階でTwitterを始めて、コスプレ写真を載せていました。仲良くしてくださったコスプレイヤーの先輩が、「一緒に頑張ろう」「写真撮ろう」「SNSに上げよう」と声をかけて高めてくださったので、それも張り合いになりました。Twitterに写真を上げていくうちに、どんどんフォロワー数も増えていきましたね。
──もともと撮られるのは好きだったんですか?ないる むしろコスプレを始めるまでは写真を撮られるのが苦手だったんですけど、コミケなどのイベントにも出るようになって、どんどん好きになっていきました。
──フォロワー数を増やすために努力したことはありますか?ないる 私自身は努力と思ってないんですけど、よく「Twitterをたくさん更新してるよね」って言われます。確かにTwitterを始めてから9年ぐらい経ちますけど、1週間一度も写真を更新しないってことは、ほとんどないんじゃないかな。
──今も衣装は自作が多いんですか?ないる 今は社会人をやっているのもあって、買うことの方が多くなって来ましたが、時々作っています。自作だと生地や形、スカートの長さなど、細かい部分までこだわることができますからね。既製品にしても、ちょっとだけ詰めたり、パーツを作ったり、自分に合った衣装にしていたりします。
──制作期間はどれぐらいかかるものなんですか?ないる 大学時代、めちゃめちゃ衣装を作ってた頃は、学校が終わってから1日5時間ぐらいかけて、1、2週間ぐらいで作っていました。そういう作業も苦にならないんですよね。